↓ちょっと言う場所違うし、うるさいです↓
鳥で、ある自民党候補だった方が、「帰化一世」の被選挙権のついて見解を述べていていて、ちょっと(どころではないですが)悲しくなりました。
鳥ではなく、丼で書いてしまうのは姑息かも知れませんが、少し考えた事をここに記しておきます。
多分一個一個を見た自分の主観かもしれませんが。
まずこの見解は、ある人が彼女に、“「帰化1世」の被選挙権は制限されるべきであると考えますし「全ての日本人」が同じように選挙に参加することに反対します。」“etcとリプしていた経緯もあってのものです。
(この時点でものすごく差別的/恣意的ですが)
さて、候補であった彼女は、”公職に就く国民に対しての安全保障上の懸念を排除するには、帰化しているか否かではなく、一律のセキュリティクリアランスなどを検討すべき“と仰っていました。
僕からみると、帰化するプロセスや提出書類だけでも大変なのに、そこで得た権利を“安全保障上のセキュリティクリアランス”で制限するのは、本当にやり過ぎだと思います。
対中や対露などを考えて、”外国勢力“や“スパイ”という名の脅威に怯えているしれませんが、この論点はあまりにもズレています。
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そもそもこの方を始め、様々な方が帰化すること自体を“容易”だと、誤解していないか心配です。
特に、あのように仰っている方が「帰化一世」であったことも踏まえて、今回の件はまあまあショックです。
そもそも帰化というのは、申請書1枚で完結するような簡単な話ではないです。
帰化にも「普通帰化」「簡易帰化(日本生まれなど)」「大帰化」と言ったように、制度が分かれています。
一々説明しないといけないのは苦痛なので、
ある帰化に特化した行政書士法人や法律事務所等のサイトを参照します。
帰化までの流れ(簡易的)→ http://kika-shinsei-japan.com/page-222/
帰化までの流れ(詳細あり)→ https://visa-saitama.net/kika/flow-2/
帰化における必要な要件→ https://www.office246.com/kika/youken.htm
簡易帰化について→ https://www.warabi-minami.jp/kika/column-page/page03
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紆余曲折ありましたが、話を戻すと、
簡単ではない”帰化“を勝ち取った人々の権利制限は、安全保障上の懸念であっても
いかなる理由でも、あり得てはならないはずです。
まあ、こういっても説得力がないので、根拠となる法律や国際法を知っていれば良かったですが。
とはいえ、残念ながら、あれはとても国連で働いていた方だとは思えない見解だったと思います。
ましてや、人権を掲げた政策を訴えていたり、海外にルーツを持っている上、やっと自民党の中で一矢放てる人が出てきたと思っていましたが、その期待は見事に砕けました。
結局、”日本人“のための政策を打ち出しているのですから。
多分、このまま“日本人”かそうじゃないかという、排除の構図は変わらないんだなと…。
”日本人“の定義ってなんなんでしょう。
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まあ、簡単に言うなれば、並ではない程の書類を提出しないといけないし、提出したところで法務省による審査や面接があります。
そして、緩和措置がある簡易帰化であっても、帰化要件を満たすまでの過程で、壁があったりします。
僕の場合は色々あって絶望しています。(後述します)
また、帰化制度の一部でハードルが高くなってきている(厳格化している)実態を知っているのでしょうか。
今年、“帰化”での生計要件(つまり年収基準)が厳格化されたり、過去に遡って納税・年金を支払わないといけなくなったり(一年分のみではなくなったそうです)…
帰化するだけでこんなにハードルを超えないといけないと…