Misskeyのカスタム絵文字を多用する文化はあまり広がってほしくない。
APの仕様上絵文字にaltが設定できないため、読み上げに対応できず、視覚障害者などのアクセサビリティが低いんだよね。
だから、自分のアプリでは文字だけで構成された絵文字を読み辛いサイズにしたり、横幅が大きい絵文字などへの対応はしなかったりすることで、絵文字周りは意図的に不便にする予定。
但し、これは単なるフィロソフィーの違いであって、Misskeyの方針を非難するためではなく、過度に絵文字を多用するユーザーの意識を変えるためのものである。
また、リアクションでの文字で構成された絵文字に関しては好意的。 #fedibird
@kyuphd こんにちは。検索から失礼します。
スクリーンリーダの利用者は全盲の方々だけではなく、例えばロービジョン(いわゆる弱視)や視野障害を抱える方々は画面拡大機能とスクリーンリーダを併用して画面の内容を把握されることも多いそうです。そのようなケースにおいて、意図的に読みづらく設定された絵文字は晴眼者が感じる以上に高い障壁として認識されるのではないかと推察します。
ある種の啓蒙の手段としての「"健常者"のみを排除する障壁」という考え方自体は理解できますが、個人的にはいわゆる健常者は使いづらいクライアントを避けるだけでむしろ「アクセシビリティ」に誤った反感を覚えるだけではないかと懸念しますし、何よりも先の例が示すとおり、意図的に設計された障壁というものは設計者の考慮から漏れたマイノリティをこそ強く排除してしまうものなのではないかと考えます。
それよりは、例えばカスタム絵文字に代替テキストを設定できるようにする提案(<https://github.com/misskey-dev/misskey/issues/6457>)などの、絵文字のアクセシビリティ向上への取り組みを推進するような正攻法が結局は誰にとっても過ごしやすい社会に繋がる一番の近道なのではないかと存じます。
差し出がましいのは承知ですが、ひとつの観点として軽く聞き流していただけますと幸いです。
@kyuphd ご返信ありがとうございます。私としてはロービジョンなどへのアクセシビリティが考慮から漏れているのではないかというのが一番の懸念でしたので、それを考慮した上での判断ということでしたら特に異存はありません。
お付き合いいただきありがとうございました。私としても改めてアクセシビリティの考え方を見直す良いきっかけになりました。