『関心領域』を観ました。
その昔、戦後に惨劇の収容所を強制的に見学させられたドイツ人が言った「知らなかったんだ」に対して生き残ったユダヤ人が言い放った「いいや、あなたたちは知っていた」を連想。
非常に能動的に目を背けていたくせに、と言ったところですが、不意に現在に視点が飛ぶことで現在から80年前を見ている私達が将来、やはり指弾される立場にいることを強制的に自覚させられる。
この映画の作りを踏まえるとジョナサン・グレイザーのアカデミー賞授賞式での言葉は、映画の延長上で必然的なメッセージであり現在を巻き込む映画の一部ですらありますね。
定額減税の給与明細明記とかいうあほな義務は,違反に対する罰則とかあるのだろうか。
詳しく調べる気にもならんが手間の増大>罰則であれば,面倒臭いからやらない,ということで宜しいのでは?と思うのは法治国家の住人としては不良ですかね。
たまたま同じ日に観た『またヴィンセントは襲われる』と『悪は存在しない』。
両方とも一発ギャグみたいな映画。
『また~』はアタマに一発かまして持続力が不足気味。
観客無表情で退出。
『悪は~』はボディーを丁寧に打ちながら最後はカウンター一発が炸裂。
観客の大勢が笑顔で退出。
まあ,どっちの観客の反応も監督が「思てたんと違う」ような気がするけど。
資料をメール送信してほっこりしているのと昼食後の眠気が重なり,あろうことか”ダウンロード”が”キダタロー”に見えてしまった。
まあ,心のどこかに引っ掛かっているんでしょうな。
京都府消費生活安全センターの投稿を見てると部内に伊藤和典的聖書・古典引用好きの人が居るのだろうかと思う。
だいたい地下のことやってる技術屋