『このミステリーがすごい!』で、今年のベスト本ランキング海外編15位にアン・クリーヴス『哀惜』(高山真由美 訳)が入っていたが、編集部による紹介文に「声高にならないLGBTQの扱いも見事。」と書いてあり、最悪だった……(主人公である男性警部とその夫の描写についてのことと思われる)。
その「声高」の使い方、偏見が出てしまっているヤバイ文章表現だと編集者の人は分かってないんだ!?ということが、幻滅するどころかもう怖いよ。
「LGBTQ要素を主張しすぎてないから良かった」とかと同じで、それぜんぜん褒め言葉になってないですよ、偏見が漏れ出てますよ。
まあ単なる誤用なのかもしれないけど……でもすでに差別する人たちの頻出語みたいになってるのに。
海外編1位にはS・A・コスビー『頬に哀しみを刻め』(同性カップルの息子たちを殺害された、ホモフォーブな父親2人の贖罪と復讐譚)が選ばれていたけれど、それでもまだまだそんな感じなんだなあ……と思ってしまった。
@yuki2022 こんばんは。「」の中にある言葉選びがどれも上から目線でびっくりしました…直近の件然り、出版業界にもかなり根付いているのかな、と思うと怖くなります。
@konliving 本当にそうですよね…。ただヘイターは論外ですが、一般的な読者の人たちの中にあるギョッとする価値観や考えがハッキリと見えて、今更とはいえやはり驚きましたしショックです😔
無責任さやネットリテラシー以前に、多くの人がもう薄っすら排他的になっているんでしょうね…😢 私も少しずつでも声を上げていきます。
遙さん、私こそメッセージくださって元気が出ました、ありがとうございます!🫶