推し革命であるところのメキシコ革命について、数少ない和書のなかでも好きな本を書いてる著者の
そう言えば他にどんな本書いてたんだろうって探してみたら(すべて古書のみ)
42年生まれの彼は70〜80年代の青春時代にインドでたくさん人に会ってカーストのことめっちゃ考えたらしい
「青年群像」は78年発行
「反カーストの青春」は83年
さきに自分の親しんでいた「ビリャの生涯」85年
この人はそういう場所の人に強い興味があったんだなあと思って…
「反カーストの青春」をもうすぐ読み終わるんだけど70-80年代始めのそいう状況を実際に見て書いているので、すごくめっちゃまじにランガスタラム
かなり面白い
ダリットの青年組織「ダリット・パンサー」は、アメリカの黒人組織「ブラックパンサー」から名前をとった、とか
不可触民を率いたアンベードカルが導いて、カーストのあるヒンドゥーをすて新仏教徒となった人々は挨拶に
「ジャイ・ビーム」(ビーム=ビームラオ・ラムジー・アンベードカル、つまりアンベードカル万歳)といい
ヒンドゥー教徒なら「ラーム・ラーム(神よ)」イスラム教徒なら「アッサラーム・アレイクム(あなたに平穏を)」っていう、とか
田舎ほどやばくて都会の上位カーストの人ほど「今どきカースト差別なんてない」と言ってるとか
連合国による解放後、周辺のドイツ住民に収容所見学させたのってなんだっけと検索 普通にwikiでした
直接行かせたのはパットン
映像の世紀でそれをやってたらしいけどみてないな…
従軍カメラマン マーガレット・バーク=ホワイト
「女性は気を失い、男性は顔を背け
“知らなかったんだ”という声が人々から上がった。
すると解放された収容者たちは怒りをあらわにこう叫んだ。
いいや、 あなたたちは知っていた。」
最高司令官アイゼンハワーは戦中に、みずからそうした収容所に出向き、ジャーナリストたちにも取材させている
「私が目にしたものは、言葉では言い表せないようなものだった...。
飢餓、残酷さ、野獣性の視覚的証拠と言語による証言は、あまりにも圧倒的だった...。
もし将来、このような疑惑をプロパガンダだとする風潮が高まったら、私はこれらのことを直接証明する立場に立つために、意図的に訪問したのだ。」
アイゼンハワーの文章はワシントンDC のホロコーストミュージアムの壁にあるそう
『豚小屋』(1969)見終わった うん……なんだ…ピエクレさんが好きなら大丈夫です…
クレマンティはんの中世?パートと知らないハンサムの現代パートがあって、中世パートは景色と衣装とピエクレはんがなんかたいそういいのでなんか意外に妙に好きまであった
現代パートがかなり予想通り理解できずに劇場なら寝たろうと確信
セリフ、多分ヨーロッパの文化を肌感覚でもうちょっとわかってると、あっこのセリフとんでもなく冒涜的!!というかんじするのだろうなというところがチラホラ
でもピエクレはんのパートは本当意外になんだか良かった、理解できなくてもなんだかよかったです
暗殺の森や昼顔、山猫を経てピエクレはんの顔が好きならおすすめしたいです…だれかあ…
例によって日本盤ではDVDのみの『続・復讐のガンマン/~走れ、男、走れ~』(RUN MAN RUN/Corri uomo corri/1968)(主人公はナイフ使いでガンマンではなく復讐しない)イギリス版?Blu-rayが到着した
日本や北米のリージョンAでなくB
パッケージ裏には2023年の文字が!新しく出たんだー
付録のりっぱな冊子、たぶん欧州製ウェスタンにおけるメキシコ革命を題材とした作品、について語ってる?みたい 彩度のえらく高い『群盗荒野を裂く』についてのページ〜
RUN MAN RUNは、前作の主題歌のタイトルでもあり重要なフレーズ
詳細は知らないが、この作詞に監督が本当に感激・心酔して今作の制作に臨んだのかしら
主人公、短刀の意の「クチーヨ」は非常にめずらしい、戦って100%打ち負かすのではなく、できれば戦いを避けて逃げて走っていきたい主人公(戦いますけど)
(夕陽のガンマンでインディオの手下のナイフ使いも「クチーリオ」でしたね)
このRUN(corri)というのが、逃げるでもあるのだけど走り続けるというか、熱い意味を持たされていて、
逃げろのときもさあ行けのときも、主人公自身が自分に、恋人やひとときの仲間が、「Run,Cuchillo,Run!」と呼びかけます
The Designated Victim(指定された標的/1971)をね、みるといいとおもいます。
https://www.amazon.co.jp/dp/B09FB3KV99?ref_=cm_sw_r_cp_ud_dp_EXK2C8E4KTKV1AXANP4K_1
(英語字幕あり日本語字幕なし)
ちゅうがくせいくらいのえいごぢからでだいたいわかるよ!
すごい、何やってるんだいと自分でも思ってきた
『復讐のガンマン(1967/THE BIG GUNDOWN)』の英語音声日本語字幕DVD(2010日本発売版)と伊語音声英字幕Blu-ray(2013北米発売?版)セリフ比較してた
監督がクチーヨというキャラクターと主題歌、そしてモリコーネにものすごく思い入れがあったのを日本語訳でさらっとスルーしたのはむごいと思って…
QT: https://fedibird.com/@kodomoyama/112223687004464332 [参照]
復讐の話じゃないし主人公がガンマンじゃないでおなじみの『復讐のガンマン(1967/THE BIG GUNDOWN)』
英語音声日本語字幕DVD(2010発売)と伊語音声英字幕Blu-ray(2013発売?)を並べてみかえしています
日本語字幕が67年当時のものなのか、かなり当時の感覚での意訳がなされててよくないのが薄々わかってきてしま…
幾度も「クチーヨ」から「コーベット」へ投げかけられるあの決め台詞が「おととい来やがれ」では絶対にないと思う…
挑発のときもあり捨て台詞でもあり、高らかな自由の宣言でもあるラストでは台詞のneverが主題歌の歌詞にも美しくつながっていくのじゃが…
いまは60~70年代のまかろに、旧作を噛んでいます、常にニワカ、行ったり来たり、成人shipper さえずり日常 バレ配慮が足りないときがあります