9月22日(日)開催の #文学フリマ札幌 お-05【ゆとり世代フェミニズム】にて頒布されるフェミニズムZINE『呪詛 Vol.6』に、エッセイ「髪を切りたいだけなのに」で参加しています!
ポリアモリー、アジア人差別、ヘルパー事業所の実態、不妊治療など、今回も大変アツいトピックばかりです。よろしくお願いいたします✨
『呪詛』にはVol.2から参加していますが、どの号もとってもかっこよくておすすめです。
ぜひお手にとってみてください!
みんなの読んでない本を眺めてにこにこするzine 『つんどく通信』、本屋lighthouseさんで販売中です。
1冊300円と薄くて軽いので、ついで買いにどうでしょうか。余白もたくさんあります!
https://books-lighthouse.stores.jp/items/66f8c5ff57ef727d05f079cf
画像はためし読みです。
いろんな人が投稿した写真を自家製本した素人感あふれる作品で、こちらはあらくまの原稿です。最後のページにはあなたの積ん読を書き込めるテンプレートがあります。
10月12日(土)午後は、北海道大学で「トランスジェンダーと医療」と題したシンポジウムがあります。わたしは特例法とトランス医療の微妙な関係、そしてトランスの人々の身体を管理する権力が、当事者の実態を捉え損ねて人権侵害をはびこらせてきた歴史と現状について、お話しする予定です。
オンラインも開かれており、無料で参加できますので、興味のある方はどうぞ。
https://www.let.hokudai.ac.jp/event/25102
『ひょうご部落解放』2024年秋:特集「トランスジェンダー差別を許さない」に寄稿しました。わたしが書いたのは「トランスジェンダーを排除する社会に抗して」、特集の巻頭に置いて頂いてます。トランスの人たちを排除し、差別を正当化する社会の仕組みを「性別をめぐる情報と状況が一貫している人々だけを想定する社会の排他性」という観点から説いています。『トランスジェンダーQ&A:素朴な疑問が浮かんだら』 の前半部分を発展させた感じです。
わたしの他の執筆者には、飯野由里子さん、井谷聡子さん、渡辺京李さん、仲岡しゅんさんがいます。
特集のタイトルに「トランスジェンダー差別を許さない」を掲げたひょうご部落解放・人権研究所さんの覚悟を、みんなで応援したいと思います。
※ まだ公式のオンラインショップには入っていませんが、いずれ入ると思いますので、関心のある方は手に取ってみてください。
トランスヘイト本に文句を言うzine Obakehead 2号が販売開始しています。
今回のテーマは、差別本も本屋に置くべきだとする「アリーナ論」。ローマのコロッセオの歴史をちょっと調べてみたら、アリーナで奴隷や捕虜を戦わせたり処刑したりして民衆の娯楽とすることで人気取りをしていて、実は「言論のアリーナ論」ってすごく秀逸なたとえだったんじゃないかと思っています。
シーソーブックスさんの一万字インタビューを収録。誰でも来れる場所としての書店Seesaw Booksの成り立ちから差別や貧困への姿勢まで、ほぼ2時間にわたる熱い対語をお届けします。
寄稿は、私にこの謝罪声明は信用できると言ってくれた友人の「共に闘う仲間として」、そして『美とミソジニー』を扱った「クラシックバレエをクィアする」。
1冊500円で、シーソーブックスさんと本屋lighthouseさんでお取り扱いいただいています。
Obakehead 第2号 https://books-lighthouse.stores.jp/items/66f8c5dc471cb301a4ac4ee8
20年前なら我々の本が本屋から追い出される側にだった。そもそも本が出版されず、売れず、差別的なタイトルをつけられていた。そう気軽に「この本を排除しろ」とは私は考えていない。むしろある本や考えをいまの私の近くの人々が正しく評価できるのか否かに関心がある。仮にいま正しい側についているのだとしても、間違っている者への侮蔑を堂々と表現できる者はやはり、20年前なら私を間違った存在として排除してきただろう。将来も、状況が変われば敵になるだろう。
『ミツバチと私』感想
上質なトランス当事者の体験に根差した物語でした。本作は「その子の見た目」ではなく「周囲の視線」の変化を丁寧に描いていました。トランスジェンダーの子どもを暴く見世物な映画ではなく、鑑賞者の眼差しを自覚させる映画です。保守的な性規範が根強いバスク・コミュニティを、どことなくミツバチの生態と重ね合わせて組み込んだ語り口も良かったです。 #映画
ノンバイナリー。北海道に住んでいる。野菜をたくさんたべる。SNS、もうわからない…