『ユートピアとしての本屋』あちこち飛びながら読んでた。友だちがもっと真剣に読んでくれるっぽいので、自分はもう一度積む。
本に出てきた想像上の野菜、ぴっこらのイラストを書いてみた。変ないろでちょっと独特のにおいのするキャベツみたいな野菜。もっとまずそうなイラストを書きたい…
自分、ハイデガーとかそういうのはあんまり意味はわからないんだけど、でもたまたま体調悪くて寝室で転がってたらこの本が手近にあったので読んでたら、ふと、
本屋とは物理的な店の建物とか本とか本棚とか店員とかが本質ってわけではなくて、そこで仕入れて陳列され売るという、一連の本の流れとか、ある本が売れたり売れなかったりすることとか、この本はダメなんじゃないかとかこの本は良かったとかそういう会話とか交流で出来てるんだな、と思った。何かの考えとか価値とかを人々がやりとりするための、仕組みのひとつ。自分もその仕組みのなかに一人の読者としてこの先もへばりついていられるような気持ちになってきた。
この本と関係あるかっていうとちょっとよくわからないんだけど。
『ヤジと公安警察』がとうとう5/1発売に!
昨年9月に行われた青木理氏とヤジポイの会の講演会の記録で、私も聴きに行きました。
道警ヤジ排除事件でわらわらと集まってきたスーツのひとたちが「公安警察」っていうらしいんだけど、公安ってなに? なんでヤジを弾圧するの? なんかいろいろ警察が強くなるような法律ができたけど、だいじょうぶなん? …みたいな内容です。楽しみ💙
https://twitter.com/jurousha/status/1783346616982024384?t=V8SavnWLRo1HUUpaeBlhGQ&s=19
今日はこの映画を観てきた。1985年から30年、ガザのある家族をずっと撮り続けた第一部と、ハマスが支持を得、その後腐敗してゆくところや抵抗運動を撮った第二部。そこで暮らす人々がどのように悩み苦しむか、現にそこで生きる人々の姿をみることは重要だと感じる。合わせて3時間以上と長く、すごく疲れた。すごい大家族で家中にびっちり暮らしてて人口密度がすごかった。仕事もなく希望のない場所で、こどもが生まれるのを人々がすごく期待して喜ぶのが理解できなかった。上映後のトークでは、ガザの支援をしている医師のひとから現地ではDVが多発しているという話があった。映像には女性の視点がまったくなく、取材した側に男性中心的な感覚があるのではないかと感じる。作品を通していちばん感じたのは「尊厳」を奪われた暮らしとはどんなものだろう、ということ。人々はそこでどのように考え、どう振る舞うのだろうか。ちょっと想像が及ばない。
最近は出版物の新聞広告を作っています。
せっせと本物の広告をあつめては、パロディにできないか考えたり。
先日、北海道の中小出版社の人たちが集まってる会議にうっかりまぎれこんでしまったんだけど、すごく刺激的だった。なんで書誌情報が「出版者」なのかを知った。会社じゃなくてもISBN取れるらしい。意外とごっこ遊びは学びになる。人付き合いうまく行かないので、こうやって細々と楽しくやる。雪が溶けたら古生物を見に行きたい。福井県とか茨城県とかの博物館行きたい。
NHK札幌放送局で太古のいきものよみがえる展をやってる。午後からの対談を聴きにいくつもり。あと、デスモスチルスと写真撮りたい。
https://pid.nhk.or.jp/event/sp/PPG0365849/index.html
ノンバイナリー。北海道に住んでいる。野菜をたくさんたべる。SNS、もうわからない…