fedibird.comですが、そろそろ頃合いと思いますので、しばらく新規受付を停止しようと思います。
それにしても、11月から一気にユーザーが増えました。
当初は4,000ユーザーに届いていなかったのですが、現在は26,712ユーザーになっています。
週間アクティブユーザー(月曜9時から一週間の間にアクセスのあったユーザーの数 / WAU)は落ち着いてきて、ピーク時は14,950という数字になりましたが、7,000〜8,000と半分ぐらいになっています。
あれから3ヶ月、流入も落ち着いてきましたし、そこでの一定の役割は果たせたと思いますので、次の役割に移行していこうと思います。
#fedibird_info #fedibird
板橋拓己『分断の克服』
ドイツ統一の過程で西ドイツのゲンシャー外相が果たした役割を分析したもの。序章で研究史や本書の位置づけを明確に記している段階でまず素晴らしく、その後の内容も当然ながら面白い。
#読書 #りーふの読書メモ
https://www.amazon.co.jp/分断の克服-1989-1990-――統一をめぐる西ドイツ外交の挑戦-中公選書-128/dp/4121101294
小泉悠『ウクライナ戦争』
私には珍しく時事本を読む。開戦前の情勢とか、全く知らなかった。
#読書 #りーふの読書メモ
https://www.amazon.co.jp/ウクライナ戦争-ちくま新書-1697-小泉-悠/dp/4480075283
当書は各政治的立場の経済に関する主張の誤謬を点検・批判しながら下記のことを指摘し続ける。
「謬見がとりわけ経済学の分野で根深いのは、人は複雑なものごとをよく理解できないからである。私たちはすべてのものが他のすべてに依存している事実を無視する。人が環境の変化に応じて行動を変えることを忘れる。すぐでなくても長期的には帳尻を合わせねばならないこと(消費と生産とか、輸出とか輸入とか)があるという事実を見落とす。複雑な状況に対処するための単純な議論を提示する。」(p.348)
資本主義は登場後、しばらくしてからどうにもイケてない考えだと皆が気づいていたものの、それが生む価値は享受しているし、今それに変わるものはない。
現代経済学の価値は現在存在する問題を検討し改善するための道具であることだ。というお話。
経済をテーマにしているが、多くの物事に対してよくある「単純な考え」「前提の無視」「都合のいい捉え方」を批判するという点で、経済のみならず、世の中に存在する物事や言説をどのように捉え考えていくかという、目の育成に役立つ。 #読書
読書と散歩と地理とかわいいものが好きです。 #読書 #りーふの読書メモ
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