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第1章「なぜ自然状態の理論なのか」 

・無政府状態を悪く描写(cf.教科書的ではあるがホッブス)してそこから国家の必要性・必然性を説くのはアナキストに対してフェアじゃないから、みんなそれなりに道徳律を守っている状態を自然状態として考える。それでもなお国家が正当化されれば説得力が高いはず。
・ところで、物事を深く理解するためには、物事の内部の言葉ではなくて外部の言葉で語りきらないといけない(なぜなら結論の先取りになってしまうから)。
・自然状態は「現実にそんなことないじゃん」って言われるけど、政治を政治外の言葉で語るために必要だし、現実に国家がそのように生成されていなくても現実と理論の差を考えることで逆にそこから現実をよく学べる。

一段落ごとに「結局何を言っているの?」と自問自答しながらじゃないと理解が進まないねぇ。まだ全然そこまで達していないけど。

『アナーキー・国家・ユートピア』序
第一部で最小国家の正当性、第二部で拡張国家の非正当性、第三章で最小国家がいかに魅力的であるのか(ないのか)を説明する。
実践的にどの程度の規模の政府(国家)がよいのか、というのではなく、あくまで個人の権利を原理から考えてどこまで正当化されるのかを哲学的に探求する、という方法論の宣言。
ミル流の自由主義を念頭に置きながら、読者が違う考えを持っていても反対意見をちゃんと受け止めることで自分の主張の妥当性を常に考えてくれ、と注意する。

一度読もうとして挫折したこいつに、ぼちぼち再チャレンジしてみますか……。
書いてあることを一章ごとくらいにちゃんと咀嚼してアウトプットしていこう。

ぎりぎりデジタルネイティブ世代であるにもかかわらずアナログが好きすぎて、本棚や床に本が山積みになり日記は紙にペンで書いている。同世代にこんな人いるんかな。

性的欲求と実際に性行為をしたいかの間にかなりの断絶があるように思えるけど、世間的にはそうではない?

コンテンツ警告のテストも兼ねて(?) 

「他人に対して性的欲求らしきものを抱かないことはないけれど性行為は絶対にやりたくない」のだけど、これは一般的にはアセクシュアルなんでしょうか? なんか違うような気はしつつ。

去年と同じ人の手に渡ったので、「手作りのプレゼントを2年連続で渡す重い奴」みたいになってしまった。

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万一、その友人のうち誰かがF/Fにいたら奇跡ですね……

大学時代の友人+αでクリスマスプレゼント交換をするので、革の端切れで文庫本サイズのブックカバーを作った。本を読みそうな人に当たるかな?

一時期下町に暮らしたときは会社の人に「わざわざ山の手の実家を出て下町で一人暮らしするなんて変わってるな」と言われたけど、住む場所くらい好きに決めていいだろ。

スリバチということは当然ながら高低差がある場所ということだけど、東京においてはつまり山の手なので下町の話は出てこない。私は実家も現住所も山の手のくせに山の手がいまいち好きになれないが、それは思想の問題である。

『東京スリバチ地形入門』
自由価格本ということで半額くらいになっていたので買ってみた。若干こじつけというか、無理やりな記述はあるものの、普段は気にしない角度から東京の町並みを見られるようになるのは間違いない。ちなみに近所が出てきた。

『ノンバイナリーがわかる本』
著者が言語学をやっていたということで、まず最初に(英語の)三人称代名詞の話が詳しく書かれている。日本語母語話者としては馴染みのない議論なので助かる、というか自己紹介にhe/himとかshe/herとか書かれている意味を、この本を読んで初めて知った……。
日本語だとあんまり意識しなくていいから、その点だけは居心地が良い。

個人的に、医療的移行の章がためになった。別に性別違和やトランスジェンダーを自認していても医療的移行が必要とは限らない、って言われてみれば当然だけど世間的には全然そんなことはないねぇ。

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久々に三田に来てる。慶應のお膝元だからか(?)、クリスマスの電飾がたくさんあるねぇ。

「ひこうき雲」が50年前の曲だなんて、信じられますか??

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