産業革命前からの気温上昇が一時的に(12カ月連続)1.5度を超えただけで、エアコンをつけないと命に危険がおよぶ暑さになっています。各国がパリ協定の自主的な目標を達成しても、今世紀末には2.5度以上上昇します。今の暑さの比ではありません。もっと気候変動の話をしましょう。 #気候変動
東京でも在日米軍の性犯罪が21-23年の間に3件あったことが発覚しました。
もうこうなってくると、日本政府は市民への最低限の「人身の安全」の責任を怠っている、と言わざるを得ません。
沖縄に関しては、WWII後米軍によって殺害された人だけで、5千人以上。性犯罪に至っては数え切れません。
冷戦構造に関して言えば、現在ソ連・中国が日本を侵攻する意図も能力ももっていなかったことが明らかになっています。
また現在、日本政府(外務省)は米政府に「忖度」することで、「恩を売る」=交渉力を高めることができると思っている節がありますが、これは全くのナンセンス。
欧米文化においては「忖度」は、交渉において何の役割も果たしません。まず自分の要求は最大限近く出しあい、その後パブリックに「妥協」を図る。
況や複雑な利害関係が交錯する国際関係をや。
現在の日本政府は韓国を含む東アジアのすべての国から孤立することで、逆に米国への従属のドライブをかけている状態にある。
米政府はと言えば、経済的には衰退していく中、自国民にしか責任はない立場。
万一核戦争になっても、日本を守るためにロシア・中国と戦略核戦争をする選択はありません。
これは英国・欧州諸国との決定的な違いです。
「マリーの首」の演出担当者はロンドン五輪の際に、開会式の際、ジョエームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)がエリザベス女王をエスコートした場面への批判(あてつけ)として、マリーが幽閉されていたコンシェルジェリーでの「首」のパフォーマンスを考えたと云ふ。
仏では王制ではなく「共和政」であることが、一種国民的国民的「誇り」となっており、常に王制の英は揶揄される対象となる。
ただ、革命の際マリーが「オーストリア女」と罵倒されたように、仏共和主義は普遍性を唱えながら、排除する「外」をもつ構造もある。今回の五輪では「スカーフ」の排除がそうだ。
ところで16世紀―18世紀まで仏王妃は全員外国人。アンリ2世、アンリ4世はメディチ家。ルイ13世、ルイ14世はスペイン王女、ルイ15世はポーランド王女を妃に迎えている。これは完全に戦略結婚である。ある時期までは大陸欧州はブルボンVSハプスブルクの構図になったので、逆にハプスブルクから王妃を迎えて「バランス・オブ・パワー」を図ったのである。
さて、このアトラクションの「革命観」はと言えばドラクロワも参加した七月革命から、一挙に近年のLGPTQ革命へ飛ぶ。七月王政は現在の「エキセン中道」=マクロンがモデルとするものであり、その意味で政権の枠に収まったと言えよう。
これを可能ならしめたアメリカの罪は深い。
国内は統一どころか崩壊に今後大局的には加速するのは必然かと。
QT: https://fedibird.com/@knappertsbuch/112877523617064418 [参照]
北陸、新潟の方、今日どうか気をつけてくださいね。雨が降りやすいみたいですから。
https://tenki.jp/forecaster/keiko_mochizuki/2024/07/29/29838.html
7月29日(月)は関東甲信越から西日本にかけて記録的な暑さになるようですが、この命に危険がおよぶ暑さは、気候変動によって5倍以上起こりやすくなっているとのこと。つまり、背景で進行している気候変動による底上げがなければ、ここまでの暑さにはならない可能性が高いということです。 #気候変動
J=L.ゴダールの最後の長編、「イメージの本 Le livre d'image 」(2018年)を観る。これで三度目位くらいだが、記憶とさして変わらなかった。最近「短期記憶障害」に不安を抱えているので、少し安心した。😀
映画の構成は、基本「晩期」ゴダールの基調である「新ドイツ零年」、「映画史」に連なる。
ただし、2点ほど大きな変化がある。
まず、ロシア革命ではなく、むしろフランス革命への回帰が見られること。
68年以降、ゴダールは一時期は共産主義、とりわけ毛沢東主義への批判的近接性が前景化する。
その後毛沢東主義への言及はほぼなくなり、ロシア革命とナチズム、ホロコーストに焦点が移る。
しかし、21世紀に入ると、さらに時代を遡りフランス革命への言及が増えてくる。これは決して「フランス・ナショナリズムへの回帰」ではなく、フランス革命の特異性を問題化していると見做せる。
2点目はイスラエルによるパレスティナへの暴力への言及が急激に前景化していること。特に映画の後半はほとんどこの問題に費やされる。ゴダールの立場は明快で「私はアラブ(イスラムではなく)の側に立つ」というもの。
ホロコーストからパレスティナへ。ゴダールは90歳に至るまで深化し続けた作家と言えるだろう。
A qualified Psychiatrist, working in Tokyo.
love classical music, trout fishing and nature.
Never War.