まっちゃん M.D. @knappertsbuch@fedibird.com

岩波の「ヴィシー化」・「右傾化」について

　岩波書店が坂本体制になってから、急速に右傾化・ヴィシー化が進み、『世界』の熊谷編集長が更迭・退職に追い込まれたことは以前投稿しました。

　そして最近聞いたのは、一貫して「反原発」の立場に立っていた『科学』の編集長が更迭されたということ。その方はショックのあまり一時休職にまで追い詰められたらしい。

　これ、すなわち『科学』の反原発・脱原発の立場を「やめさせる」ということです。
　実際、編集長が交代してから、『科学』は一度も反原発・脱原発の特集をしていない。

　ここまで行くと、坂本社長、サントリー・笹川系列だけでなく、「原子力ムラ」にまで、「服従」しているのでは、という疑惑が湧いてくる。

　しかし、熊谷編集長時代の3年間は『世界』の部数は伸び続け、右肩下がりの『中公公論』の2倍以上になった。また笹川・サントリーの提灯学者たちが出場する『Voice』に至っては、熊谷時代の『世界』の3分の1以下。

つまり、市場の論理から言っても現在のメディア言説は「異常な」段階に突入している。

　この路線で岩波が万一倒産した場合、メガバンクと違って「救済」はない。

150人いる社員の人生と生活に対して誰が責任をとるのか？
　心ある管理職は声を挙げるべきでは？

「チンパンジーとボノボ」

　現生人類と遺伝的にもっとも近縁な類人猿はチンパンジーとボノボとされます。DNAの98・5－98・8％が同じ、とされる。

　しかし、チンパンジーとボノボの生態はかなり違う。チンパンジーは雄優位の序列・乱交、序列争い、群れ同士の争いのための暴力も多い。

　ボノボは類人猿の中で唯一の雌優位の社会。ただし序列はある。しかし、群れ同士の争いでは、暴力は極めて稀。

　群れ同士の緊張が高まった際には、セックスが緊張緩和のために繰り広げられ、最終的に、対立していた群れ同士が祭りと乱交の状態になる。

　しかし、米国ではWWII以後、チンパンジーが圧倒的に研究対象となり、これが人文社会科学に逆流して、一種の疑似「ホッブス」モデルとなっている。例の「遺伝子のコピー」戦略も頻繁に適用される。

それに対し、ボノボの研究は圧倒的に日本の京大霊長類研究所が世界最高水準だった。ところが、安部・菅政権に霊長類研究所の山際総長が抵抗した「見せしめ」として、かなり曖昧な「研究費不正利用」を口実に研究所はお取り潰し。これで世界に伍する「研究力」などと言ってるのだから、笑止千万である。　

ところで、仏ではボノボのことを「セーヌ左岸（芸術家・作家が活動地域）のチンパンジーと呼ぶらしい、これは知らなかった。

極論すれば、マイナンバーカードがうまくいこうが、大失敗しようが、官僚やお仲間利権屋どもはどうでもいいのだ。もう予算は出ている。天下り野郎どもは税金一兆円を山分けだ。河野太郎や岸田みたいな政治家をお神輿に利用して荒稼ぎするだけしたらあとは責任回避して逃げ出すだけだろう。まさに、税金泥棒だよ。

https://twitter.com/nikkan_gendai/status/1667079081232408576?s=46&t=sc3SyfqL9U9vWNAqOvXGTQ

What do you mean secret nuclear files in my bathroom?

Oh.

https://www.bbc.co.uk/news/live/world-us-canada-65852074