共産党が与党になっても天皇制(共産党は「天皇の制度」といってるけど)をなくさない、と言ってるのは、いろいろ理由を説明してるし選挙のためってのもあるだろうけど(今の日本では左派の人でも天皇制を支持してることがほとんどだし共産党支持者でもそれはいろいろだし)、一番は「与党になったからって勝手に天皇制をやめることはできない」ってことかなと思う。天皇制は憲法で決められてるから政府は従わないといけない。それが立憲国家。
自民党がめちゃくちゃだからみんな勘違いしてるけど、憲法は与党が自由に変えられるものじゃなくて、国民の要請に応えて議会が発議して(しかも全議員の3分の2以上の賛成が必要)、そのあと国民投票で過半数の賛成があって初めて変えられるもの。
だから万が一共産党が与党になっても単独3分の2以上ないと天皇制も私有財産制も変わらないし、他の改憲勢力と協力するのも現実的にはほとんど考えられない。
たぶん共産党は天皇制をやめることよりも平和憲法を維持することの方が大事だという判断をしてるっぽいけど、国民投票もあるんだから天皇制をやめるためには国民みんながそう願って行動しないといけないよね…。
なぜ
かな
児玉真美『安楽死が合法の国で起こっていること』を読みました。
医師の幇助による自死が可能な国々で起きている、私が安楽死というものへのイメージとして持っていた「耐えがたい痛みに苦しむ終末期の人が救済策として望む選択」とはかけ離れた現状と、様々な実態についての懸念がまとめられています。
法的要件のルールがどんどん緩和され、社会的弱者への圧力とならないように設けられていたセーフガードが取り払われながら安楽死の対象者が拡大してゆく中、医療現場では安楽死容認の指標が「救命できるか否か」から「QOL(生活の質)の低さ」へと変化し始めている実情などが示されている。
そして安楽死対象者の拡大と指標の変質は、「障害がありQOLが低い生には尊厳が無い」という価値観が世の中に浸透していくことに繋がり、命の選別と切り捨てへ向かうという強い懸念も。
医療や福祉の支援があれば生きられる人たちへ、社会福祉が尽くされないまま自死を解決策として差し出す恐ろしい現実がすぐそこにある今、児玉さんの「安楽死は「賛成か反対か」という粗雑な問題設定で語れるものではない」という言葉が重く響きました。
Twitterのトレンド
毎週土曜日にTwitterのトレンドに、安楽死を合法化してくださいってハッシュタグが広まっているんだけど、私は安楽死反対派なんだよね。私もうつが酷くて死んでしまいたいって思う時はあるよ。でも、安楽死を合法化したら、障害者とか高齢者とか社会的に弱い立場の人にその言葉を強要しそうで怖いんだよね。特に今の日本の現状を見ているとね。私も死にたいって思う時あるけど、それはうつという病気が引き起こした症状であって、意思ではないと思うんだよね。同様に、安楽死合法化して欲しい人も経済苦であったり、孤立だったり、病気による症状によるもので、意思であるとは言い切れないような気がする。だから、まずは社会保障を充実させて症状から解放することが1番の最適解だと私は思う。
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