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日本メロンがオフシーズンなので、スーパーで外国産のカットメロンを探索しています。今日の収穫はオーストラリア産のエンペラーズゴールドメロン。硬めの白肉、Brix 10.1(屈折計で当方が測定)。Brix糖度は甘さの一つの指標ですが、おいしさは総合格闘技。

直売所のマスクメロンで糖度がこれくらいだと、青臭くてとても食べられないところです。しかし、香りや糖度は低めですが、雑味のない爽やかな甘さで(キンショーメロンの「あたり」に近い味)、家族にも評判がよかった。

今の多くの日本人が求めるメロンぽい味、メロンぽい香り、というのとは少し違います。でも日常のテーブルフルーツとして値段はお手頃だし、主菜の味を邪魔しない控えめさもちょうどいい。これはリピートしてしまうかもね。

 スーパーで1~2週おきにエンペラーズメロンのカットを購入し、いつ頃が旬なのかな~とモニターしています。忙しい台所でちゃっちゃっと測るために、Brixはカット後に流れ出てくる果汁のものを測っていて、一番甘いところの果肉よりも数度低いことがあることをご理解の上、以下の推移。

11/4 10.1→11/9 8.0→11/20 8.2

カットは人手によるのか硬めの皮に近い部分をどのくらい含むかで全体の食感が少しずつ変わる。実は11/4に買った一番最初のパッケージが一番甘かった。これからどう推移するかしら。

輸入カットフルーツというと何か工業製品のようにも思ってしまうのですが、つまるところは生き物であり農産物で、スケールできない農業の面倒くさい部分とか、感じ入るところがあるのでした。

今日のスーパーのカットフルーツ、エンペラーズメロンは糖度10.1。甘さは一番美味しかった11/4の水準に戻ったが、食感はややゴムっぽくなった。老熟して水分が抜けたために相対糖度が上がった感じ。ハネデュー?ライクな日持ちがする系統でも保管期間によってだいぶ風味が変わることを実感。果物はやはり旬。

11月初旬の出始めにいただいたときは、これは負ける、と危機感を持ちましたが、まだ美味しさと産地リレーの連携の良さでは、夏に出てくる日本産テーブルメロンなかなか頑張っているかもしれない。

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