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寅子・轟・久保田先輩が弁護士になり、優三さんが家を出てしまったそんな時の流れを書いた回。花岡は轟が2人でのランチに入り込み苛立ちをみせるが、寅子・轟には響いていないのが思いの一方通行ぶりが際立つ。

緋山が明墨のために暗躍している場面で引き。緋山の暗躍は過去志水家族と関わりがあったのだろうか。

虚偽証言を誘発させた倉田に紫ノ宮が過去のことを聞こうとした矢先に伊達原の大いなる力により揉み消されてしまうとは。主題歌『hanataba』のサビと伊達原の上っ面の『ごめんね』が正反対すぎてぞわっとした。 

4話の来栖事件の真相を中心に前弁護士の癒着・警察の虚偽証言を鵜呑みにする怖さ・加害者への好意から振り向いてくれない憎しみに変わった彼女の虚偽証言など腐りきった事件の真相が炙り出される。警察・被害者・元弁護人の強固な関係と思ったものの明墨の策略で崩れる脆さが印象的。 

episode5『因縁』。伊達原に呼び出された明墨。穏やかに活躍に釘を刺しつつも過去の志水の事件に対し、「君が死刑判決を下したのだから」と過去のことを言う伊達原の口調が感情が高ぶることもなく怖い。本編で志水の事件の鍵を握る倉田を切り捨てる姿を見ると決して敵に回したくない。

密漁の時にBGMとしてかかっていたお経のようなものが能の『阿漕』と知った(Twitterありがとう)。阿漕は禁漁をした漁師が死に罪に苦しめられる…ってまさしく本編にリンクしている。露伴がたこにヘブンズドアをしかけて助かったがそのたこを食べる露伴…よき。

鮑が人の体を養分として襲いかかる・鮑に体中吸われる(鮑は外敵により吸引力が強固になる)という描写が実写になるとより迫力があり、漁師の噂話も一回目は密漁への危惧に聞こえていたものが二回目を見ると煽るように聞こえるのが役者さんすごい、と思ってしまう。

9話『密漁海岸』。4部の『イタリア料理を食べに行こう』のエピソードを導入にいれてトニオの紹介をしたあとに本編に入る流れが完璧。サソリの毒に当たった経緯から『毒と薬のスペシャリスト』として客に沿ったコースを出すという設定に置き換わった脚本に感服。(続) 

見てなかったドラマを見ようということで昔のドラマを挟みながらみてる

寅子のスピーチのところで映る男性陣、同士の合格に喜ぶ轟・法曹界に革命をもたらすと期待して笑う穂高と桂場・おもしれー女と思う竹中……花岡が轟と対照的に複雑そうに見てるの、やっぱり恋心で曇り始めてる気がする。 

祝賀会当日、6人での日々を振り返りぼんやりする寅子の前に記者から『女性で一番になった感想は?』という質問。寅子は自分は女性の中で一番と思っていない・法は女性に優しくないから一緒に男性にも考えて貰いたいというスピーチをするがワンカット長台詞で伝えるのが印象に残る回になった。

よねが訪問。よねは口述試験の時の質問に自身の服装(スーツ)のことを『トンチキな服装』と揶揄われていた。それに反発したからだ、と言ったよねの顔は怒りに満ちていた。よねの動機は怒り。この怒りを糧に奮起する。 

もしダメでも俺が…っていう花岡の真意、女性に対しての曇りは取れたものの根深いもの(ダメなら食べさせてやるみたいなものだと思っている)を感じた。寅子不合格だったら、優三さんだったらどう言っただろうか。優三さんなら俺も落ちたからがんばろ!って言ってくれそう。 

花岡から貰った薔薇の花。黄色の薔薇は友情の意味でも愛情の意味でもあり、嫉妬も意味している。これは寅子を独占したい、と取れる。『もしダメでも俺が』の真意は来週。 

女性合格の口述試験の久保田先輩のアドバイスで『結婚しないの?』という質問がある、というのが引っかかる。久保田先輩と中山先輩は答えたと思うが、よねさんの場合結局女性だからって絶望しないでほしい。そういう質問をする奴がいなくなるときが、来るから。 

筆記試験に合格した寅子と優三。次の口述試験に受験した二人が『体調不良』にぶつかる。月のものの体調不良でうまくいかず泣く寅子が受かり、腹痛を寅子のおかげで克服したのに受からなかった優三。もうこれで終わりにする、と言った優三は心からすっきりした様子で何も言えなくなってしまう。

梅子さん、旦那が若い愛人と再婚・上の子2人の親権を自分が持つことを条件に離婚だが、大庭家には長男を旦那のコピーロボにした姑がいるから、若い愛人が姑と揉めてしまえ…と思ってしまう。(長男くんがお母さんの有り難みを思い出してくれたらいいな…)

そして試験当日、緊張する優三さんの力を解したりと和やかな場面があったものの梅子さんの離婚届を手渡される場面が……旦那の精神的苦痛を与える最大限の方法に見える(子供の親権は試験受けなければ認めるとか言ったんだろうか)

試験2週間前に涼子様の父の駆け落ち事件が起きる。涼子様が心を壊した母を見捨てることができない、と縁談に応じ諦めることにしたのは玉はじめ使用人たちを路頭に迷わすことはできない・桜川家を建て直すため。涼子様の孤独は華族制度の撤廃まで続く。(父の好きにしろ、はエゴすぎる)

崔さんのことを5人が本名の香淑からヒャンちゃんと名乗ったとき、心から友だちになったんだろう。そして、涼子様の影に隠れていた玉ちゃんもここで初めて友と認められた、そんな印象を抱く(もともと皆は仲間と思っていたが玉ちゃん的には遠慮してたから) 

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