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初めての法廷で『紙切れ一枚でこうなるなら結婚も悪くない』と言った寅子の姿に、よねが言った『逃げ道ができた』が今後優三との間に愛が芽生えたときどうするのか、という問題になりそうだよなぁ…。 

結婚の言葉に複雑そうに見る両親。優三が本当に寅子を好きでいるのか、という疑問が残った状態のまま。しかし式までの間に優三の寅子への溢れんばかりの気持ちは伝わっていそうな予感がする。 

優三さん、寅子に好きだと伝えても響かないと思ったからあえて『社会的地位のための結婚契約』としてプロポーズしたんだろう。腹痛を抑えながら言ってるのでそこに気が付いてほしいな。 

10年ぶりのお見合いと女性の弁護士は…の下りがこの当時の女性への風当たりの冷たさ・真綿で首を絞められる苦しみを感じる。社会的地位の低さ・家庭に入るものだという圧力、まだ少し残っているのも怖い。

アバンで花岡の本心が見えてよかった。『家庭に入って欲しい』という直接的な言葉を言えなかったのかと。轟とよねの言うとおり言う余地はあったと思うが、嫌われることが怖かったんだろうな…… 

優三さんの『僕じゃだめですか』に心を打たれた。腹痛を抑えながら伝える姿に恐らく寅子に好意はあったのでは、と感じてしまう。寅子が優三さんの本心に気が付き、でろでろに愛を囁かれてもらいたい(と思っている) 

この寅子の気持ちに寄り添ってくれるのは優三しかいないと思うが、優三だってあれから数年経っているからいい人はいそうだし、優しいからモテそう。 

女中の稲さんの『全てを手に入れることは難しい』という言葉通り、結婚・仕事の地位など全部を得ることは難しい。だからといえ、結婚のために弁護士の職を辞めるのは勿体ない。女性がこの時代全部を得ることは今よりももっと難しいことだということが今週よく描かれている。 

久保田先輩の姿を見た後に、花岡が縁談相手を連れている姿が。知らされてなかったと思われる轟・寅子を案じるよねの姿とは対照的な真顔の寅子。これが決定打となり、両親に社会的信頼性を得るため見合いを…と言い始めるのだが、利害にぴたりとはまる人はいるのか? 

寅子法廷に出れず更に1年が経過。社会的信頼性について考えていた頃に既婚者の久保田先輩が法廷に出ることに。竹中記者の『男が徴兵で減っている中で女性が活躍できてますよっていうのを見せたいんだ』という言葉とにやつく検察・マスコミに苦笑いする久保田先輩の顔が印象的。

雲野先生の事務所で働き始めるものの、『女性の弁護士は…』と敬遠される日々。よねの『このままだと法廷にも立てないぞ』という忠告通りになりさすがの寅子も折れる。打開策としては雲野先生のサブに回るしかないんだよなぁ 

雲野先生の事務所で働くことになったよね・ランチのメンバーが増えて嬉しい轟、二人とも花岡のあからさまな恋心を察していたから『あっ』という顔が面白い。 

佐賀に配属になり地元に帰ることを伝える花岡に対して、わたしも弁護士として頑張らないと!と返す寅子。その顔を見て気持ちがないことを察した顔が切なかったな… 

花岡との食事で結婚か?とうきうきの花江たちとは裏腹にそんなことないよ、と言う寅子。予想通り自分への恋心をまっったく気が付かなかった。花岡の遠回しな言葉(所帯を持つものが周りに多い等)は伝わっていない。 

完走。人の目を見ると心の声が聞こえる侑里と韓国人のテオのラブストーリー。真っ直ぐな性格のテオ・侑里にずっと片思いしている花岡との三角関係が面白くリアタイ視聴出来なかったことを後悔。主題歌もマッチしている(1月クール好きな作品のひとつ)

season2完走。4人のフェローの終了間際の期間を描く。冴島の恋人の死・黒田の後任橘と三井の関係などのサブストーリーが濃い。やっぱり面白いなー。 

完走。街の小さな食堂を切り盛りするありす。料理の閃きが強いがこだわりが強いため幼なじみの和紗と切り盛りしていた。そんな中、新人バイトとして現れた青年・倖生が現れ…ありすの父の秘密や母の過去などが出て来るがメインは料理。ヒューマン作品にする予定がサブストーリーが濃い。

白夜行ドラマ見終わった。ドラマセカチュー(脚本とスタッフは同じ)と違い、業を背負ってしまった二人が生きる術として手を汚していく展開に音楽がマッチしてていい。身近な大人が悪かったが、二人を見つけてくれた大人(笹垣と谷口)もいる。気がつけなかったという悲しみも描かれてて圧巻。

寅子が判例について熱くなっている中で『優三さんがいたら…』という気持ちになる中、花岡が祝賀会を二人でやりたい、という言葉におやおやとなるオノマチ。(寅子はこの気持ちに気が付かず)

寅子には依頼は来ないため、雲野先生の大きな案件を手伝う姿が書かれたが、依頼人の本に対しての処分などどんどん戦争の影が近づいてくる。寅子のメモをきっかけに雲野先生が裁判に切り込む姿が格好いい。 

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