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13話『恋文』。美和子に恋文が来て慌てる亀山・揶揄う伊丹の掛け合いから始まり、差出人とおぼしき男性の殺人事件へと発展。冒頭のコメディ部分から一気にシリアスになり思っても見ない展開になった回。個人的にはS22の中で印象に残る五本指に入った。

トミはまだ愛助を『体の弱い子だから守ってあげないと』という気持ち・それに対して愛助は『もう守らなくてもいい』と気持ちが反比例してる。ぶつかり合う間もなく病魔が進行する無情さが悲しい… 

愛助再入院。スズ子・山下・坂口を咎めるトミの怒りは圧巻。医師に注意されたことで自分の怒りは誰のせいでもない、と我に帰る姿が苦しい。スズ子が大阪に帰ることを促す・愛助はもう会えないのを察するから食い下がる…二人の別れを薄々感じる箱根旅行、切ない予感。 

ようやくU-NEXTで見終わった。杉浦が巻きこまれたバスジャックを1話に書き、そこから犯人のばら撒いた悪意が事件を引き起こす展開・杉浦が調査をしたことへの代償まで書いた作品。1話完結ではなく長編をそのまま実写にした分見応えがある。しかし菜穂子が杉浦との結婚前に一度も反抗しなかったのかい?このタイミングで?ってなってしまう。(むしろ今まで縛り付けてごめんと謝れる義父の方が人間が出来ている)マスターが杉浦の理解者になってくれたことが救い。 

シーズン2見終わった。シーズン1が知性と高橋のコンビを書いていた分、2が高橋の死の真相に疑問を持つものが出たりと友情に亀裂を入れようとするエピソードが出て来るのはチャレンジしてていい。3がある終わり方をしたがこれは高橋成仏してしまうのでは…またお盆辺り会えます? 

完走。大富豪の令嬢・明花がお見合い結婚を阻止するためにボディガードの煌と偽装結婚をするが…というストーリー。王道の少女漫画をそのまま実写にした。ラストでようやく身分差とかないありのままの二人になったんだろうな…という印象。 

山下の『奥様とぼんが話し合いましょう』は親と子が向き合うタイミングが近いと思ったのに……病気よ、待ってくれと今日ほど思ったことはない。 

恋か歌か、その壁にぶつかるスズ子。口では歌をやめると呟いていても家事をしている時に出るのは歌。その迷いを察したように羽鳥が訪問してくる。羽鳥の新曲への情熱・心待ちにするファン代表の愛助の声がスズ子の迷いを動かすなぁ。 

トミの言い分もわかる。女手一人で仕事と育児の両立は大変で、仕事は旦那がいなくなった後の社長業。健康に波がある愛助一人だと大変だから支えて貰いたいという親心もわかる。スズ子は年上だからトミの気持ちを察した。 

愛助との結婚・仕事に板挟みの週になりそうな月曜。トミを説得しようとした坂口や歌手をやめたら私の作曲活動はどうなる!?と心配してくれた羽鳥など両立を支援してくれる人が身近にいることは恵まれているよなぁ…現実、男性のために諦めざるを得なかった人は居たから。 

響が本当はまだ音楽が好き・夏目の作った林檎の菓子をこっそり食べる場面を見ると少しずつ心の壁がなくなってきているように見えるんだが、まだまだ明らかにならない。羽野が響の演奏を知っていたり、楽譜を捨てようとする上司に刃向かっていたりと気になる点が多い。 

羽野と夏目のセッションが印象に残る。説得ではなく、人と音を奏でることの楽しさを伝えるために来て、ピアニカとチェロで合わせていく。オケでウィリアムテルを弾きながら、自分の過去・暗がりのガレージでの演奏に光が射す演出が泣かせる。ここは親子和解させてほしい。 

2話。最後の期限までオケをやろうという夏目の提案に集まっていく仲間。かつてチェリストで人気があったが思ったプロモーションをさせて貰えず表向き引退した羽野・色んなオケでトラブルを抱えた瑠李・未経験ながら指揮に興味を持つ天音、と夏目の肯定が気持ちいい。 

完走。漫画の第一部をほぼ実写に。娘を助ける為にDV彼氏(半グレ)を殺めてしまった哲雄が推理小説マニアとしての閃きを武器に家族を守るスリラー。対立する半グレ組織麻取の怪演も見所。恭一との頭脳戦もよかった…映画で完結するだろうがバットエンドだろうな…歌仙にスポットが当たる第二部もみたかったな。 

あれからどうした、警察官のエピソードがビターな終わり方なのがちょっと悲しかったな(建て前が家に帰った・本音は元警官の父の軽犯罪を目撃してしまう)。ビターな分、アロマ詐欺師やバツイチ上司との秘密のデート・井之脇海の警官の情けなさが人間味ある。

年末ドラマ。建て前(声)・本音(映像)が違う、インパクトが強いドラマ。1話でエグい本音の部分(不倫・万引きなど)が炙り出された為、2話の久保家に癒されてしまった。3話の警察官は表裏が少なめでよかったかな(後日談が気になるけど…) 

原作・アニメ共に好きな作品の実写だったため少し不安だったが、冒頭5分(二〇三高地)で不安が吹き飛んだ。アクション・飯描写などしっかり原作で必要な部分が濃縮された128分。原作でいうと20話分だから続編、期待しちゃってもいいですか??


サブタイトルの『ghost』は幽霊騒動と父の死という過去の亡霊に囚われている上條にかけていたのかな。 

どうしてここまで榊原が手術やりたい人間になったのか・武良井の過去などの伏線を散りばめつつ、来週も見る 

幽霊騒動の犯人は上條。患者の手術の練習を日々してきた(家でも病院でもやっていた)。努力の背景に父の過労死という過去~初めての手術に挑む下りはよかった。ラストに父の死の前に食べていたからと食べずにいた袋ラーメンを食べるくだりでようやく過去を乗り越えられたのかとほっとする。

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