なんとなく撮ってたビルの案内板に詳しく書いてあった。
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東京都選定歷史的建造物
日本橋ダイヤビルディング (旧三菱倉庫江戸橋倉庫ビル)
所在地
東京都中央区日本橋一丁目19番1号
設計者
三菱倉庫株式会社(昭和5年(1930))
株式会社三菱地所設計・株式会社竹中工務店(平成26年(2014))
建築年
昭和5年(1930)(再開発:平成26年(2014))
三代広重が「古今東京名所」で描いた煉瓦造りの「江戸橋三菱の荷蔵」(明治13年(1880)築)が、大正12年(1923)の関東大震災により飛び火で焼け落ちたため、昭和5年(1930)に、耐震耐火に優れた鉄筋コンクリート造(一部フラットスラブ機造)の近代的都市倉庫「江戸橋倉庫ビル」(地下1階・地上6階建)が建設された。
船橋を模した屋上の塔屋や上層階の半円窓など、船体を思わせる個性的な外観を持つ、表現主義の影響を受けた代表的な作品。日本橋川をロンドンのテムズ川に見立て、外国航路の本船が停泊しているのが、このビルのモチーフとする見方があり、横光利一著「家族会議」(昭和10年(1935))では、「三菱倉庫のそびえるあたりの静かな波はベニスに似ている」と表現された。
続き
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併設の「トランクルーム」は、昭和6年(1931)、三菱倉庫株式会社が考案・命名し、「江戸橋倉庫ビル」に於いて、本邦で最初にトランクルーム事業を開始した。
「江戸橋倉庫ビル」は建設以来80有余年が経過し、環境も変化したため、平成23年(2011)に外観の約7割を保存し建替える再開発に着手し、平成26年(2014)に地上18階建のオフィスビル「日本橋ダイヤビルディング」として竣工した。