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この中で一番見るべきなのはここかな。
「国連食糧農業機関(FAO)の報告書の主執筆者であり、昆虫学の教授であるアーノルド・ファン・ハウスは「1kgの牛肉を生産するには25kgの飼料が必要なのに対し、コオロギでは1kgの食用体重を生産するのに2.1kgの飼料しか必要としません」と解説しています(The Guardian)。

また、イナゴ、コオロギ、ミールワームなどの一般的に食べられる昆虫の繁殖は、家畜の10分の1のメタンを放出するだけで、亜酸化窒素も300分の1しか生成せず、養豚や養鶏によって生成される汚染物質であるアンモニアもはるかに少なくなることも報告されています(The Guardian)。地球温暖化や環境汚染を低減できるのです。」

昆虫食だけではないけれど、畜産の代替になりそうな食糧の研究はそういう観点で必要なもの。将来的な選択肢としてどの様な可能性があるかを今から探る必要があっての研究だという点をまず押さえる必要がある。

>あなたも「“昆虫食”陰謀論」にハマってませんか? 昆虫食への嫌悪感の理由と映画の影響 | シネマンドレイク:映画感想&レビュー
cinemandrake.com/entomophagy-c

無論、既に地球温暖化の問題が差し迫っているので、畜産の縮小は実は喫緊の課題になっている。

とは言え、肉食の需要は膨大だし、畜産に従事している事業者への経済的なダメージの問題もあるので、今すぐに畜産を大きく縮小に転換させろという話にはなりにくい。

その点でも、あまり拙速に代替食を広めようという動きにするのはあまり好手とは言えない。陰謀論を助長させたりしてしまうと、必要な議論もしにくくなってしまう。

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