ちょっと遅くなったけど、金曜に西洋美術館で「写本 — いとも優雅なる中世の小宇宙(内藤コレクション)」を見てきた。コロナ禍のひどいときにやった二回の小展示をまとめて+αしたもの。
要するに手書きのの本の1ページを額装したものなので、大きくてもせいぜい縦40cm程度、小さいものは文字通り手のひらサイズ、10cmあるかないか。その小さいところに、絵も字も、米粒どころか胡麻粒サイズに書き込んだ見事さは、息をのむほど。書く技術も凄いけど、これは年を取ったり夜の蠟燭の下だったりでは、とても読めないと思った。本好きにはお勧めの展示だけど、保存のためにめちゃくちゃ室温が低いので、羽織りものがあったほうがよさそう(五分袖で凍えました)。
上へ逃げるといえば、このMV。ツイッターでYESの来日広告を見たけど、クリス・スクワイアとっくに亡くなっているのにどうするんだろう。
これは間違えた方向に歩いたなと気がついたとき、思い出したのは、エドガー・ライス・バローズ(ターザンの作者)の「金星シリーズ」に出てくる一場面。主人公が敵に捕まって処刑部屋に閉じ込められる。そこは丸い部屋で、そっくりのドアが5つだか7つだか、とにかくあって、そのうちひとつは外、つまり釈放につながる。ほかは、毒ガスだとかライオンの檻だとかにつながっていて、長時間ドアを開けずにいると、壁の穴から毒蛇が出てくるしかけ。蛇が出ちゃったので主人公は仕方なくドアを開けたらライオン! さあどうする、というくだりでした。
(そこは鮮明に覚えているんだけど、結局どうやって逃げたんだか覚えていない。たしかシャンデリアか何かにつかまって時間稼ぎをしたので、上に逃げる場所でもあったんだろうか)
朝起きて戸を開けたら涼しい! 三十分遅れで早朝営業のスーパーまで歩いた。十年以上いまのマンションに暮らして初めて、近道、というか、家から二度曲がるだけで着くルートに気がついた💦(カーブや、大通りを渡る際にちょっと左右にずれる場所はあるので、完全な直線ではない)
でも、歩きながら、これは帰りに道に迷いそうだなという気がしていたら、案の定、途中で道を間違えて、たぶん十分ほど遠回り。単純なはずの道筋だけど、あまり高齢者には勧められないなと思った。
こんな単純な行き方でなんで迷うんだと言われそうですが、途中で、よく似た曲がり角のうちひとつを選ぶ場所があるんですよ。その地点は、大通りに囲まれた二キロ四方くらいの範囲内で、近くにコンビニがあることもわかっていたし、もちろんスマホもあるのであわてなかったけど。
万歩計の電池が切れていたので、掃除洗濯すませてクリーニング店へ行ったついでにボタン電池買ってきて取り換えてからさっきまでの間で366歩😱
動植物に興味があり、ときどき美術館やスポーツ観戦へも行く、お散歩カメラ若葉マークの人。どうぞよしなに。