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惚れこんだパフォーマーの死に抱く悲しさは、とにかくこの世界からひとつの大きな光源が失われたという憤懣といったほうが近い気もして、故人として悼むとか、そういう感じではないのかもしれない。とにかく、あの素晴らしい体を返して欲しい。その一心だ。

誰かの生を、人間関係など文脈とは関係なしに、即座に肯定しうるような光は舞台上にしかない。だからこそいっときの輝きを求めて劇場に足を運ぶのだし、そこにまた素晴らしいパフォーマンスが現れるとするならば、それは元気に生きてる体があってこそだ。

すぐれたパフォーマンスというのは、パフォーマー個人の私生活やら背景やら思想やらとまったく無関係に、ただ舞台上に現前するその瞬間瞬間の煌めきが、そのまま掛け値なく人が謎にこの世に受けてしまった生を肯定してしまうほどの光度をもち、一度でもそれを浴びてしまったら、照らされてしまったと思うほかない。

新盆か。姿を見てしまうとまだまだぜんぜん駄目だな。驚くほど動揺している。

あの日横浜で立ち会った三曲のパフォーマンスについて、すこしでも美化するようなことを言い始めたら全力で殴ってくれと思っている。

いまだ「絶界」だけは泣かずに聴けない。

「バズりたい」みたいな欲、ピンとこないままなのだけれど、「モテたい」という欲望の亜種なのだと考えれば、よくわからなさの質が見えてくるような気がする。あるいは「稼ぎたい」。
具体的な個人との関係や、欲しいものを直接欲望するのではなく、それらを媒介するものの方を目的に据えてしまう。具体的な質を備えたものと違って、抽象化された量は無際限だから、多ければ多いほどよいような気になってくる。

組織内だといつまでも「若手」でついうっかり若造気分でいたりもするのだが、もう結構しっかり歳をとっているので塩梅が難しい。

相対的に年長であることの恐ろしさ。

安いプライドばかり立派になって、愚痴や不平ばかりになっているのではないか。

白熱したイベントは、あれこれと脱線しすぎて直後であっても何を話したか覚えていない。それでも遅くまで残ってお喋りしてくれる参加者の方々がいらっしゃって、その方々から伝わる余熱からよかったんだなと感じ取ることになる。今回はそんな風でした。アーカイブぜひ。
twitcasting.tv/book_lighthouse

柿内正午 さんがブースト

〈新規イベント〉2024年7月13日(土)本屋ighthouseの夏祭りwith柿内正午と青木真兵

18時からはトークイベントもやります〜٩( ᐛ )و

books-lighthouse.com/portfolio

次の土曜日は千葉・幕張の本屋lighthouse で夏祭り! お昼から軒先で本を売っています。流しそうめんははたして実現するのか。18時からは青木真兵さんとトークイベント。他のテキストに触発されて書くことについて、つまりよく読んで書くということについて語り合います。25歳以下は無料です。

来月は本屋lighthouse で夏祭りやります。どなたか流しそうめんのノウハウをお持ちの方は店主の関口さんまでご連絡を。

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6月6日(木)の夜は、ルチャ・リブロの青木真兵さんと大阪市中央公会堂でおしゃべりします。当日はおやつなど持ち寄って、気ままにわいわいやれたらなと考えていますので、平日の夜ですがふらっとぜひ〜 ご予約・詳細はリンクよりどうぞ。 fiction-talk.peatix.com/view

今週末25日(土)はBOOK DAYとやまと同時開催のZINE and Originalbook Marketに「零貨店アカミミ」の屋号で出展します。当日は友田とんさんのトークもあるみたいです。たのしみ! 午前中はもしかしたら新刊『二人のデカメロン』の共著者・青木真兵さんもブースにいるかも?

『ニッポンの書評』から『定本 批評メディア論』へと読み進めながら、改めていま文芸時評を行う意味について考えている。

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