そんな訳で今回は神様周りの話をします
三界夢幻奇譚の中では久慈(人外)の一種で、仏様などもここに含まれます。他の久慈より長生きで、強い力を持っています。もともとは人間と死者の面倒を見ていましたが、久慈が現世にいられなくなった為に組織化が進みました(それまでは神の間だけだったのですが、その部下にまで及ぶようになりました)。
神には2パターンあります。先天性か、後天性か。先天性とは神として生まれた者で、後天性とは後々神格を獲得した者です。人間だったけど祀られるようになった、みたいなパターンは後天性です。また神格もランクがあり、高ければ高いほど力も強く長生きします。神の御使い、化身なども神格を持っています。
神の御使いとは神様のお手伝いをする者です。神様の力が強ければ強いほど御使いも多く、拠点である神社の規模も大きくなります。
化身は神仏の別側面のようなもの。先天性がほとんどですが、たまに後天的に神格を獲得させ化身にすることもあります。
今回は三界夢幻奇譚のコンセプトについてです
一番根底にあるのは『久慈が怖くない』ことです。元々ビビりなかほのさんが漠然と怖くなってしまったとき、味方になってくれる人外がいれば怖くなくなるかもしれない、という発想からはじまりました。そこからエピソードに一目惚れして作ったキャラである小雀はずっと主様たちと一緒ですし、白光は人間をずっと助けてきた味方です。怖いとき、何かあったときに彼らを呼べば助けてくれるのではないか、という希望が持てるようになった気がします。未だにビビリは治りません。
常世について
常世とはあの世、死後の世界です。現代は他の久慈もいる世界となっています。基本的には誰もが幸せに過ごせるところですが、浄土のように合わない人もいます。
常光府が運営しています。独自の技術が発達しています。
コンセプトはそのまま『誰もが幸せに過ごせる理想郷』です。風景としては今の街と似ているかもしれません。ただし私が資本主義から逃れられない上常光府という存在を作ったことで『働くこと』と繋がってしまい、現実味のある理想郷が作れなくなってしまいました。曖昧なままですが、しばらく掘り下げないかと思います。