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本日 初回が公開された講談社ブルーバックスの公式YouTube :youtube: 、15分くらいかな? と思ったら52分近くある本気の番組であった……。時間が無い人、要点だけでいい人の為にチャプターも付いている親切設計。

【野村泰紀】「宇宙はいくつもある」って本当ですか?天才科学者に聞いてみた!
youtube.com/watch?si=6xzT74w13

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今年発売された法蔵館文庫の中で、個人的に気に入ったのは以下の三冊です :blobcatbook:

『死者の結婚 慰霊のフォークロア』
櫻井義秀 著
法藏館
pub.hozokan.co.jp/book/b650080

『古代インドの神秘思想 初期ウパニシャッドの世界』
服部正明 著
法藏館
pub.hozokan.co.jp/book/b647033

『忘れられた仏教天文学 一九世紀の日本における仏教世界像』
岡田正彦 著
法藏館
pub.hozokan.co.jp/book/b647544

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法藏館さんが「法蔵館文庫」の創刊5周年を記念して、特設ページを開設されました。
x.com/hozokan/status/185626064

目玉は何と言っても2024年10月までに刊行された電子版の半額 :sticker_050: セール(~2024年12月6日まで)。

仏教系出版社であるものの 文庫化された刊行物はバラエティに富んでいて、19世紀の英国人が未知の異教「仏教」をどのように受け入れたかに迫る『英国の仏教発見』、宗教的側面からウィトゲンシュタインを探る『増補 宗教者ウィトゲンシュタイン』、アラブの遊牧民がラクダをどのように扱ったかを文化的に見る『ラクダの文化誌』など、探してみると惹かれる一冊が見付かるかも。

特設ページはこちらから 👇
pub.hozokan.co.jp/bunko5th/

講談社ブルーバックスの公式YouTube :youtube: が本格始動との事。
x.com/bluebacks_pub/status/185

こうした試みは人文系が多い印象があるので、科学系出版レーベルでの発信は非常に :kyoumibukai:

しかし、件の発言からSFの裏側にある時代的・社会的背景と当時の作家達の思想に関して :x_twitter: で非常に興味深いお話(物凄く悪い話を含む)をここ数日拝見して、これらを収集・分析した「SFで見る社会史」や「SF作家とその思想」のような本を 世界編 / 日本編 に分けて出版して下さらないものか。SFというジャンルの深層に抱える問題が、それで可視化されれば大変意義深いと思うのだけれども。

とりあえず『SFの気恥ずかしさ』は今後読んでみたい。
x.com/KokushoKankokai/status/1

『SFの気恥ずかしさ』
トマス・M・ディッシュ 著
浅倉久志 / 小島はな 訳
国書刊行会
kokusho.co.jp/np/isbn/97843360

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「死ぬ前に無理だと分かっていても見たいもの」の内 2つが叶ってしまったようなものなので、もしや私の寿命はもうすぐなのでは? と余計な危機感を抱いている。せめて来年のLaputa東京ライヴまでは寿命保って…… :blobcatpop:

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仮にタイムスリップで20年前の自分に会いに行ったとして、「20年後の未来はLaputaがライヴをやり、古泉迦十はデビュー作以来の新刊を出す」と言っても絶対に信じて貰えないだろう。恐らく10年前の自分だったとしても。何なのだ今年は……。

メフィスト賞を受賞されたデビュー作以来、24年振りに迦十さんの新刊が読めるなんて…… :uresii:
x.com/seikaisha/status/1855526

『火蛾』ではスーフィズム(イスラム神秘主義)が織り込まれましたが、新作は道教思想を孕んだお話のようで、それを著者による幻想的なエッセンスでどのように描かれるのか、楽しみですね。

『崑崙奴』
古泉迦十 著
星海社
seikaisha.co.jp/information/20

[参照]

今宵はイタリアのピアニスト、アレッサンドロ・タヴェルナによるシューマンのピアノ協奏曲 🎼 🎶

クラシック音楽館
『N響 第2017回定期公演』
11月10日(日) 午後9:00〜午後11:00
nhk.jp/p/ongakukan/ts/69WR9WJK

「女性が」「SFが」と矮小化して考えるのでは無く、「生きている一人一人が」「あたり前の」という視点で物事を捉える冷静さは持ち続けたい。
x.com/tegamiza/status/18552892

久々に 世界ふしぎ発見!(と :peperoncino_teikyou: 日立グループのこの木なんの木 🌳 のCM)が土曜の夜に観られた嬉しさ。

:Shiropuyo_nemui: 眠い時は大体3時間くらいしかSNSを遡れません……。

「ルドルフ・シェーンハイマーの言葉『生命は機械ではない』」

「生命は絶え間なく細胞が入れ替わっている『流体』である。1年前の私と今の私では物質レベルで見ると全くの別人」

「生命は合成と分解がバランスを取って一定の状態を保っている『動的平衡』」

「朝永振一郎の言葉『物理学における自然は自然をたわめた不自然な作りもの』『一度この作りものを通り、また自然に戻るのが学問の本質そのもの』」

「機械論的な生命観を通して出来る限り自然な、動的平衡の生命観に戻せたら」

……「生命とは何か」を語る際、機械論的に説明しなければ難しい部分も多そうだが、それを自然の形に戻して表すのが生化学や理化学の長年の課題という事なのかもしれないな。

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2020年に放送された、生物学者の福岡伸一先生による講義のアンコール放送です :blobcat_gariben:

最後の講義
『生物学者 福岡伸一』
11月6日(水) 午後10:00〜午後10:50
nhk.jp/p/ts/4N7KX1GKN7/episode

『百年の孤独』の文庫化から始まったガブリエル・ガルシア=マルケスのムーヴメントはまだまだ続きそう。

今月は光文社古典新訳文庫から『悪い時』の新訳が17年振りに発売。

そして新潮文庫から『族長の秋』を来年2月に刊行予定との呟きが。:tanoshimi:
x.com/shinchobunko/status/1853

『悪い時』(光文社古典新訳文庫)
ガブリエル・ガルシア=マルケス 著
寺尾隆吉 訳
光文社
hanmoto.com/bd/isbn/9784334105

『族長の秋』(新潮文庫)
ガブリエル・ガルシア=マルケス 著
鼓直 訳
新潮社
prtimes.jp/main/html/rd/p/0000

楳図かずお先生の作品は視覚的恐怖が分かりやすいホラーよりも、『漂流教室』『わたしは真悟』『14歳』といったSF要素が強いものと、『おろち』『洗礼』といった「最も醜く・怖ろしいのは人の心」を描いたものが私は好きでした。

以前 NHKサイカルのインタビューで仰っていた、更なる「大波」をこの目で見たかったのだけれどもな…… :blobcatcry2:
www3.nhk.or.jp/news/special/sc

実験結果の内、大衆が注目し盛り上がりそうな部分だけをマスメディアによって切り取られ、センセーショナルな見出しを面白がった大衆も、切り取られた部分しか見ずに批判をした他の学者や研究者も、皆が実験の本来の目的に誰も目を向けてくれなかったとは……。:kanasii_hanasi:

SNSでも似たような現象を目にして辟易した身としては、こういった「切り取り」と「単純化」で誘導されないよう気を付けなければ。

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BSでジョン・B・カルフーンのネズミのユートピア実験(Universe25)を採り上げるみたい 🐀

フランケンシュタインの誘惑 科学史 闇の事件簿
『ネズミの“楽園”実験 切り取られた研究成果』
11月4日(月) 午後10:45〜午後11:30
nhk.jp/p/ts/11Q1LRN1R3/episode

多忙な月末をやり過ごし土曜出勤もして若干疲れ気味であったものの、天気が良かったので朝から洗濯機を回したり、文化の日で入館料無料になっていた近場の美術館と博物館を梯子してしまったのでもう :nemui:

明日はゆっくり休みましょうね :blobcat_hirune:

今宵は現役指揮者としては世界最高齢であるヘルベルト・ブロムシュテットが97歳の誕生日に指揮した、ブルックナーの交響曲第9番 🎼 🎶

クラシック音楽館
『97歳のマエストロ 〜ブロムシュテットのブルックナー〜』
11月3日(日) 午後9:00〜午後11:00
nhk.jp/p/ongakukan/ts/69WR9WJK

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