「ルドルフ・シェーンハイマーの言葉『生命は機械ではない』」
「生命は絶え間なく細胞が入れ替わっている『流体』である。1年前の私と今の私では物質レベルで見ると全くの別人」
「生命は合成と分解がバランスを取って一定の状態を保っている『動的平衡』」
「朝永振一郎の言葉『物理学における自然は自然をたわめた不自然な作りもの』『一度この作りものを通り、また自然に戻るのが学問の本質そのもの』」
「機械論的な生命観を通して出来る限り自然な、動的平衡の生命観に戻せたら」
……「生命とは何か」を語る際、機械論的に説明しなければ難しい部分も多そうだが、それを自然の形に戻して表すのが生化学や理化学の長年の課題という事なのかもしれないな。