前回斬り込んだ新聞がほぼ質問できなかったのも異様。尾形・望月両氏にずっとやじを投げる男性記者がいた。自分はファンだとマスコミ批判をした女性記者の数席横で、互いに言葉を交わしていた。全てシナリオができている、と会場で話す人もいた。 調査報告書が求めたメディアとの対話は早くも反故に。
私が質問できたのは、たぶん前回いなかったから。厳しい内容だったので、すぐ後ろから「長い」と男性の声が飛んだ。前回質問した記者の多くが質問できなかったのではと思った (鈴木エイト氏とか)。「顔が覚えられない」と司会が途中で言ったのは意味深。
回答の後、不明確な部分を確認することもできないまま、司会がすぐ次に移った (これ、すごく困る)。「関連質問です」という声は全て無視された (深掘りさせない)。ある人の質問の途中で井ノ原氏が割り込み、最後まで質問を言わせなかった (フェアじゃない)。
そして、ジャニーズ事務所 / Smile Upに批判的でない質問には、そんな邪魔は入らなかった (質問は何ですか、と聞かれたジャニ・ファン記者を除き)。
井ノ原快彦氏が、媚びる芸能メディアの喝采に喜んでいるとしたら、それは会見ごっこ。マイクを握り、相手の質問をカットする権力を持つ者が、質問を最後まで聞かず自分が話し出したり、一方的に静粛を求め反論の機会を与えないのは、組織の上に立つ者として問題。社会的にどう見られるか自覚すべき。
タレントとしての一言一句が注目を集める感覚から抜け切れていない。これでは経営者でなくタレントのまま。
いくら熱意があっても、こうした態度は組織の牽引や部下の指導をするのに好ましくない。特に力関係の差の大きい児童相手だとどうなのか。
耳が痛いかもしれないけど、こうした抑圧的な態度を改めなければ、経営者としての成長もないし、新会社の前途も危うくなるのでは。
もし、批判に対する抑圧的な態度が、ジャニーズ事務所の社風や企業文化を反映しているとしたら、それこそ変えていかなければならないものだと思う。
『一問一答』ってこたえたくない質問をはぐらかしたい側に有利なルールだよな〜
そんなルールを勝手に作っておいて、子どもをだしにしたトーンポリシング…
そしてそれを賞賛する大手メディアの記者達って
…
面倒な記者に当てなければ乗り切れる。だってあいつら少数派だから──。心の底ではそう思っているに違いない権力者を放置する社会。権力に寄り添って拍手する記者や国民。最高に気持ち悪いものを見た。権力者への批判がない社会の未来は暗い。最も重要なのは「性加害の被害を申し出た478人」の救済。
山口達也の性暴力事件についてTOKIOが謝罪会見開いてその「毅然とした態度」にTOKIOの株が上がりまくるという状況を見てこの社会が心底嫌になった事を思い出した>ジャニーズタレント個人の好感度って何をどうしたってジャニーズを利する
・TOKIOの好感度を盾にして事態を都合良く収めようとするジャニーズが最悪(今回の件と同じ)
・利害関係者であるTOKIOを褒めそやすべきではなかった(それはジャニーズの利であり狙いであり被害者第一からかけ離れたことでしかなかった)(今回の件と同じ)
山口達也の性暴力事件をTOKIOを盾にしてその好感度でうまく乗り切った「成功体験」が、今回のジャニーズ事務所の対応につながってるんだろうなと思った。
タレント盾にするのも、タレント個人の好感度に流されて事務所の狙いに乗っかっちゃうのももうやめよう。それは被害者の人権を守る事から離れていくばかりだよ。 [参照]
IBD関係の同病者がそれを理由に安倍晋三を全面的に擁護したことが一番腹立たしかった。
あれの政策の方向性、そして目指している改憲内容からIBD関係のほとんどにとってマイナスでしかなかったのに。
それと繰り返しになってしまうが潰瘍性大腸炎の政治家といえば安倍晋三になったのも腹立つ。
本当に命懸けで命を守った潰瘍性大腸炎の政治家として山本孝史という立派な方がいるのに。
難病関連の改悪を防いだり、命懸けでのがん対策基本法成立に尽力したりと本当に凄い人がいたのに。
ジャニーズの会見をあとでチラッとみたけど、説明責任を負う側が一方的に決めたルールを押しつけ、それに抗する記者をほかのメディアが攻撃するという、実に気持ちの悪いものをみた。まるで政権の記者会見のようだった。