ヨーロッパ系の見た目や名前じゃないことで被る何気無い日常生活差別の話をしている文脈で言う「外国人」は非ヨーロッパ人として。の話をしてるんだから、ドイツ語が母語でドイツ系のあなたがたとえ出身地と異なる土地に住む文字通り「外国人」だとしても、この話のテーマには一切関わってないでしょうよ。そこでいちいち常に「私だって外国人だもん!」ってなるのやめてほしいんよな。萎えるし、自分が特権的な「外国人」であることをせめて自覚した方がいいし、私に対して日常生活での何気無い差別をしてくる連中の中には貴方のような属性の人間も含まれてるというのを知っていてほしいし。
根っこでは、僕もヨーロッパ系の二重国籍で差別される側だもん!なのに差別主義者呼ばわりするなんて!!って言うてきた糞教授と理論は一緒なんだよ。
実際、貴方の反応は私の問題を包括的な「外国人」の問題にしていて、その中で非ヨーロッパ系かそうではないかで大きな隔たりがあることを無視してるんだよ…
多分受け止められるような人でもないし、分かってもらえる問題でもないし、理解するのも難しいだろうから諦めるけど。
西洋美術史の界隈の西洋至上主義や西洋人至上主義に関してはほんと話に事欠かないんだけれど、一番突っ込みどころありすぎなのに一番聞かれるのが
「なんでアジア美術史専攻にしないの?言葉が分かるならそちらの方が楽でしょ?」ですね。
いやアホか。もし仮にアジア美術史専攻だとしたらこんなとこまで来ねぇよ。日本か中国の大学行ってるわ。ありがとう言葉もそこそこ分かるんでね!!
ヨーロッパまでわざわざ遠回りして敢えてアジア美術史をアジアから来た人間が学ぶ可能性と妥当性を考えてから言え。
ヨーロッパ美術史やりたいからわざわざ来てるんだよなぁ。あんたらがアジア美術史専攻だったらそりゃアジアにちょっと留学するか進学考えるだろうよ。それと同じだわ。
アジア人だからアジア関連勉強しとけは酷いよな。
逆のケースは言わないのに。
インターンの件プロジェクトを指揮している人からはもう大歓迎を受けてすごく期待をされているんだけれど、(この人がマジで有能で、仕事ができまくる上に親切を極める素敵な方なんですよ。)まさかの学術統括部長みたいな人がEU市民に限られてるんで、参加できないんですよねぇ。とか言い出して。
当然プロジェクト指揮の人は憤慨したし、なんなら昨日のイベントでその統括部長に私を紹介してくれた上に、必死に説得してくれたし。
私もついさっき、オブラートに包みつつ、とにかく私にインターンをさせろ。何故私からこのチャンスをたかが国籍如きで奪おうとするか。みたいなメールをその統括部長宛に書きました。
プロジェクト指揮の人が転送してくれるそうです。
これ絶対プロジェクト指揮の方女性で学術統括部長男性なんだけれど、このプロジェクト指揮の人めっちゃこの人相手に苦労してそう...ってなった。薄々わかっていたが、セクシズムと人種差別すごそう。この界隈。
昨日彼女と話してて。
「コネクションというか、色んな人から紹介されて色んなところに関わってるよね。やぶって。すごいというか、私はこれまでそんな機会ほとんどなかったから。貴方の周りだとそういうことがよく起こってるように思う。」って言われて。
ですね。確かに、昨日インターン(まだ始められるか確実ではないけれど)関連で地域部長学芸員の人と知り合いになったり、それも元は夏の講座で知り合った同期通じてだったり。今の仕事も知り合いの紹介で。ケースなんだけれど。
多分ねぇ...
アジア系or日系日本人学生で数年を越えてこちらの大学でしかも西洋美術史っていう圧倒的に”西洋人”が多い分野で勉強続けてる私が絶滅危惧種すぎて珍しいので、みんなに覚えられてるor注文にお応えできる人材が私のみになっている。ってだけなんですよ。
大学で、できればそうであってほしくはないけど、多分そうだと思う…
という案件があって。
多分、課題とかを出したときに(こいつ、ヨーロッパ系若しくはドイツ語母語話者じゃないはずだ。名前的に。)という先入観に基づいて採点や評価をされてる可能性がありそう…っていう。
多分、同じ内容で同じ出来の課題を出したとき、ドイツ系の名前の人とそうじゃない人の名前があったとして。ドイツ系の人の採点は甘いのに、そうじゃない人に対しての採点は厳しかったり、言語的なミスがあるはずだ。という先入観に基づいてチェックされるせいで内容をまともに読んでもらえなかったり。
今回何度も「このレベルのレポートならもっと成績が良いはずだ。評価が可というのは、学部が厳しいというのを差し置いても明らかにおかしい。」っていうケースがあって。
先入観ありきの採点をされてるんじゃないかって。
もう、マークシート方式のテストと成績評価しか信じられない。
自分なりにこれは良い出来では???ってなって自信満々で提出したゼミ課題…だいぶ渋めのレビューでなんならダメだしを食らい、面談に呼ばれてしもた…
まぁ、更に良くなるポテンシャルがありまくりと思うことにする。厳しめにチェックお願いしますって言うたのは私やしね。
みっちり指導してもらう…
というか、これまでも明らかにゼミ課題で評価の足引っ張ってそうだなぁ。という成績だったので。
やぶの今後の次回作にご期待ください。
ただ、社会系学部所属の彼女ちゃんが「やぶの学部評価厳し過ぎでは??」と戦々恐々としてて。
うん。多分、なんか厳しめなんだろうなぁ。という自覚が芽生えて来たね…
しがみついて通って学んで生き抜いてって。もうこれだけで金メダルレベルですよ。
今回の休暇はスイスと南チロルに行ったんだけれど、奇しくもドイツ語を話す地域ではあるが自分が住んでいるドイツ語圏とはまた違った言語圏として独立して存在してるという地域で。
スイスはスイスドイツ語がもうこれは別言語では?レベルの差異があって。更に車でちょっと行けばあっという間にフランス語圏で。これがまた、スイスドイツ語圏は確かにドイツ語を話す人達の街だなぁ。と思える街並み(要は見覚えがあるというか。慣れた感じがある。)なのに対し、フランス語圏のスイスは確かにフランス語っぽいな?!この街の感じ!!で。どちらも国家としてはスイスではあるが、言語圏によってこんなに街並みが変わるものなのだなぁ。と。
南チロルはドイツ語を話す地域ではあるが、国としてはイタリアで。けれど、イタリアっぽい街並みかというとそうでもなく…ではドイツ語圏的街並みかというとそれも違っていて。けれどオーストリア公共放送の地域版があり。しかし、オーストリアではないという。チロルである。というのが、一番あっているのかなぁと。確かに国を越えたチロル地域としてよくお祭りをやっているようだし。なるほど、チロル。
ついにようやく決心がついて、というかもう辛さが限界に達して、実母に対してもう2度と連絡をしないでほしい。こちらからもこの手紙を最後に連絡をしません。これまでずっと私のことを尊重せず、傷付け続け、そのことを忘れて無視し続け、必要な時だけ私を付属品のように扱ってきたことが辛いので。
と書き切った手紙を送りました。
正直相手からすれば、死ぬほど表面的かつビジネスライクとはいえ月一で連絡を取り合っていた娘から突然絶縁宣言送られて仰天しそうだけれど。
もう避けられない別れというか、分断というか...
これも人生なので。がんば!の気持ち。私の方はすごい晴れやかな心地です。
「朝鮮人が憎くてしょうがない、本当に殺してしまいたい、鶴橋大虐殺起こしますよ」
と当時中学生だった極右活動家の娘がぶちかましましたが、その後韓流にドハマりしたかなんかという話を思い出しました。
関東大震災を引き起こした日本人の集団心理はワンイシューではなく複雑な偏見と差別感情が蟲毒のようになって噴き出したものでしょうけど、基本的に現在の日本人も継承してると思いますよ。
軽視して、蛇蝎のように忌み嫌いつつキムチやK-pop、韓ドラは葛藤なく消費できる、そういう存在。
珍しく食欲のある朝。焼いたトーストとカフェオレを持ってリビングに向かう。横着して足で蹴りあけたドア、目の前の時計は7時45分。#7時半に起きた文体会
↑20/🏳️🌈Lesbe/Kunstgeschichte/Druck/The Old Guard/二次創作を書く人/カトリック