蚊帳りくさんの『勉強はきっとウチらに平等だ!』を読んで、結局この漫画における「院卒で経済DVを働く父親」にあたる人たちに抗えずに亡くなられてしまったnai_inhexさんのことを思い出し、私はこういう人たちに何が出来るんだろうと思う(リンク先には自死についての言及があります。ご注意ください)
https://www.infernalbunny.com/entry/2021/12/09/203812
ポール・オースターの小説の翻訳をすべて担当されていた柴田元幸さんによるポール・オースター追悼文がとても良かったのでぜひ読んでみてください。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15932800.html?ptoken=01HXNHX35K4QT1AMA5B49FXZXB
高田怜央さんからのプレゼント記事です。
5/13の13:00まで読めます。
勉強はきっとウチらに平等だ! - 蚊帳りく [ https://tonarinoyj.jp/episode/2550689798542989975 ]
子ども達……。この物語は演出(地に伏せながら“一家の長”の足にしがみつくお母さんの指の荒れ方よ…)によって読者という他者に一見「貧乏」してるように見えない子ども達の困窮への理解を突っ込ませてくるけど、現実では他者に言いたくない・言っても伝わる感じがしないから言えない等の家庭事情がもっともっとあるだろう。お金はあるのに子どもに使わない無責任な親とかさあ。この子達の悔しさや怒りが結局諦めることで「消化」される社会にならないにしなくちゃならない。
偏見が出された時に偏見だよと即座に指摘できるのも、すぐに反省できるのもすごくコミュニケーションだった。すごい若者達だし、これを描ける著者もすごい。
勉強して、知識や技術を身につけることは確かに自分の新しい生活を築く基盤になるけれど、例えば氷河期世代のように就職先が少なかったり、本人にはどうしようもない属性をもって篩から落とされたり、そもそも勉強することを阻害されたりの現実がある。勉強すれば立身出世できるできないのはサボったお前のせいという偏見、打破されろ。
読んだ後に進学資金を親に使い込まれた子どもの場面から始まる『水車小屋のネネ』も思い出した。
#読書
パートナー氏ご飯の後とかふとした瞬間にドバッと汗かくんだけど、自律神経の乱れ説濃厚だな……
QT: https://fedibird.com/@nogenki036/112359004967239721 [参照]
トランスジェンダーって簡単に診断もらえて医療的なケアを受けられるんでしょ? っていう言説と、精神疾患って簡単に診断もらえて障害者割引とか利用できるんでしょ? っていう言説、どちらも現実の手続きの煩雑さや当事者の痛み・苦しみを矮小化しているし、医者による診察や診断なんて嘘やデタラメばかりだとでも言いたいような反科学的・陰謀論的な態度だしで、マジで遺憾です。
ZINE を緊急出版しました。
産経のトランスジェンダーへの反医療本について、読んでヘイトではないと判断してしまうひとが出てきていることについて、私たちの思うところを書いています。
改めて、「これを読んで」と勧めることのできるたくさんの本を書いて出版してくれたいろいろな立場の方々に感謝と敬意を感じています。
札幌周辺のかたはどうぞお声がけください。29日は紙で持って北大周辺にいます。
https://sites.google.com/view/nijiiroobake/
https://x.com/nijiiroobakeya/status/1784611927832048112?t=LbnrHQPFSRKY8eNLRnWTuA&s=09
もうすぐ明ける空を見ている字書き/↑20/文学と服飾と教育の話が好きですがそんなに実のあるトゥートはしないよ/無言フォローごめんなさい/アイコンイラストは和仁あさこさんにお願いしました