児玉美月さんの北村匡平さんとの共著『彼女たちのまなざし』が届いた。日本の女性映画監督についての評論集。楽しみにしていたのでさっそく読んでる。
児玉さんの序論がよい。(↓)
ーー本書が意図するところは、映画において監督のみを特権化することではなく、映画の総体を監督のみに帰すことでもなく、監督業に就く女性の仕事を通して、女性たちを不当に扱ってきた構造と機序を見通す戦略的選択にこそある。
ーー女性の映画作家が手がけた作品を、果たしてこれまでの映画言説は正当に評してこられたのかを問い直したい。そして何より、既存の家父長制的な語りとまなざしからの解放を目指す。
本編もキレキレです。(↓)
ーーそもそも「シスターフッド」を旗印とした女性たちの連帯には家父長制への批判的視座が不可欠であるはずが、脱政治化されてたんに女同士の友情を指す程度の文脈で駆り出されることも少なくない。(p316)
【特集】大河原化工機・冤罪事件〜取材報告(青木理) (TBSラジオ 荻上チキ Session)
https://open.spotify.com/episode/2cCFPKJrlJxeQmMltn336M?si=tpI218NzQe-io4cOaVvuLw
逮捕も起訴も、その根拠となる取り調べも違法だったという判決が出たが、こんなひどい事件は前代未聞とのこと。
聴いていて一番信じられなかったのは、勾留中にがんと診断された方が、その後も保釈が認められず(容疑を否認すると保釈請求が受理されにくくなる。人質司法といわれ、問題点が指摘され続けている)、そのまま治療を受けられずに亡くなってしまった、しかも、その方の配偶者への慰謝料としては50万円、長子には25万円だと……ひどすぎる…
そして、警察、検察、裁判所(保釈を認めなかった)が暴走した理由のひとつは、公安が"事件(手柄)を欲しがって"いたからだと…
ヴィム・ヴェンダース、映画撮るお金ほしさにユニクロと日本財団に魂売っちゃったのかって非常に残念に思った
はんぺん氏のお祝い動画はtwitterに上げました。お祝いの歌、どこかで聞いたようなメロディですね。まずはしそから、そしてりんごにまっしぐら、目の輝きすごい。さすが普段の倍の値段のいいりんご🍎
https://twitter.com/hogehoge_moon/status/1737127536038211867?t=Wzpvl5nck1YThX7iZJ0vxA&s=19
Twitterからの旅人。映画とうさぎ。成人済。shipperの感受性。Toby Stephens, Tom Hardy, Chris Pine, Aneurin Barnard etc. MMFRはV71(BC12)。2016.7.10はんぺん(2015.12生・オス)お迎え。アイコンは月在住ほげ。