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『真の仲間2』5話、あんまり動かない節約感ある回けど急にピタッと止まるシュールさを活かしたギャグをやったりダイジェストシーンを挟んだりと工夫があって動かなさを逆手に取った映像が上手かった

『ゼーガペイン』18話、1話と同じ状況の反復で当時の何も知らなかったキョウとの差を出してきたり、サブタイトルの暗転が作る間の重さ、ED出てきた百合の花の意味の種明かし、と見どころが結構ある

ストーリーや意図は全く掴めない変な映像なんだけどロボたちが教育によって頭部を交換されたり破壊されて作り替えられたりと何かと全体主義への批判をするようなシーンがある。無機質で人形みたいなぶん生身とはまた違った怖さがあってよかった

『鶏の墳丘』ポップでカラフルなロボットがずっと戦争してるゲームルックな3DCG映画なんだけど全然説明されない奇妙なメカや物体が大量に出てきては壊れていって不気味な魅力がある、見た目は違うけど体験としては『ファンタスティック・プラネット』とかあの辺を見た時の感覚に近い

これ主に映像の水準のことを念頭に置いていてあの映像を見ていれば言わずとも伝わるものだと思っていたのに案外みんな物語のことしか言及してなくて、みんなアニメを見てるのに映像への関心ってあんまりないのか?と心配になっちゃった

主人に寄せる好意や信頼のそぶりの中にも常にビジネスライクなしたたかさや油断のならなさが潜むところが駆け引きとしてもラブコメとしても抜群に面白かった。ラフ版は無料。
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奴隷契約も生じた利益の一部を分配する契約になっていて対価の支払いに強制力が伴う。ヒロインは奴隷として買われるけど呪術師でもあるので、契約を破棄するのではなくむしろ呪術として順守したうえで有利に働かせて特に性的にも誘惑して、逆に主人を破産させるほど搾り取ってしまう(!)

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『ニセモノの錬金術師』異世界転生モノのお約束を徹底的に解体して理由付けするのが上手いのと、その世界の人々が生存のための逞しい駆け引きの能力を身に付けているのとが抜群に面白かった。この世界は契約が物理現象や物理的な強制力を発生させる呪術的な仕組みがあって、

麺の下にもからしマヨネーズの袋がございましょうぞ……

充実してるのにオタク趣味してるフェイク野郎というジョーク、家庭や社会で一定の立場を持っているならそちらの方が価値がありそこに全人格的に奉仕すべきでプライベートな趣味は劣ったもの(なのでそうでない奴がアニメを見る)という思想が垣間見えて普通に嫌い

社会的立場があるのにアニメ見るのはフェイクとか何歳でもアニメ見るオタクでいたいとか半分冗談で言ってると思うけど、今や配信で労せず視聴できるし実際誰でも普通に視聴してる現状でそれでもオタクの特別さという最後のプライドを守る撤退戦の雰囲気を感じてつらくなる

最強タンクって追放モノだけど見返したいわけでなく自分が何をしたい・何をすべきか・今やってることは正しいのか自問して明らかにしていく契機として追放が使われてて(能力の解明とか象徴的だと思う)だから妹の病を治せると分かって正しかったと安堵するところにカタルシスがあって、とても良かった

『最強タンクの迷宮攻略』5話、アニメイジング枠に求める三大要素こと変さ・萌え・ヒューマンドラマを全て兼ね備えており、満点

『僕ヤバ』アニメ17話、市川の「山田と見てる景色が違うことが怖い」から「でもそれが美しいからその景色を知りたい」へと考えを持っていける真っすぐな精神を見ていると、まずルサンチマンを覚えて拒絶に持って行きがちな我々は本当に身につまされるような気持ちになるわね

今の小中学生あたりが『薬屋のひとりごと』や『葬送のフリーレン』でアニメの原体験をしてることがかなり怖い、これをスタンダードと認識しているようなとんでもない水準のクリエイターが数年後に続々と出てくるんだなって思うので

青エク3期を見ていると思いだす、おれらは神木出雲が好きだったという感情

『ゆびさきと恋々』5話の筆談シーンがよかったな……レスポンスの間が空くたびに待ち遠しさがときめきになるような感覚とか、そこから手話を交えた時に自然と距離が近くなってるのとか、"雪"の手話の優しい動きとか…… twitter.com/hito_horobe/status

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