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『グレンダイザーU』のマジンガーって最初は前座扱いだったから酷くね?と思ってたけど、恐るべき力があるけども不安定で奪われかねないグレンダイザーに加えて安定感あるヒーローのポジションとして復活したマジンガーも配置することで補完的にドラマ作ってるの上手くてアツい……

(面白かったけどこのなんか芯を掴み損ねてる感が往年のGONZOみあって変な笑顔になっちゃった)

異世界スースク、DCユニバースの敷居の高さに反してアニメではハードルが低く間口が広いエンタメに振り切ってて大味で気楽に面白くて全然良かったね

洋ドラによくある打切りの可能性が全然あるのに平気で続編匂わせエンディングをやる仕草好きすぎる

スーサイド・スクワッド最終話の変身バンク全体的にバカすぎて良い……(ケツの筋肉で服を破いて変身していいんだ)

にごリリ10話 互いのモノローグのはずが対決するような会話になっていたり、存在しないはずの逆光が出現したり、囲みが心境を反映するように移動したり(リリサ登場のときに花道みたいになる)、と大胆な嘘をやってバトル漫画であることに完全に割り切る采配が気持ちよくて良かった……

セクシーコスプレの囲み撮影をテーマにしてこんな熱血感動バトル漫画っぽいドラマを作れるのすごいよ

『2.5次元の誘惑』のOPよくみると最初のカットに"魔乳"と書かれたまゆら様のROMがちゃんと映ってる 魔乳って伏線だったんだ(?)

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『アマチャ・ズルチャ』収録の「トップレス獅子舞考」は学術書のような真面目な文体と構成で実在しないバカバカしい風習(裸の女性が獅子舞をやる)を紐解く大嘘ルポルタージュで、今ならタローマンとかが流行ったのと同じように嘘ドキュメンタリーとしてかなりウケそうだから文庫化してほしい……

チー付与48話読んだ 戦後処理絵を描く政治モノとしての頭脳戦のスリルも面白いけど、半グレが仲間を守るために死んでも恐怖であり続けようとした目論見が徹底的に打ち砕かれる無情さがノワールのドラマの結末としても沁みるわね

みんないい人たちだから幸せになってほしいよ 本当に……

マイノリティだとか追い込まれた状況にある人が感じるであろう常識(とされているものごと)との差や抱えたつらさを、誰もが共感できる思春期の感情の機微・わかってくれない大人たちなどを足がかりに展開している感じもする

『先輩はおとこのこ』はずっとすれ違いのドラマで話を動かしてるけど、なんというか「思春期の個々人の思いは基本的に他者に理解されないもどかしいものであって、時に傷ついたりリスクを負いながらも互いに開示して歩み寄っていくしかない」みたいなシビアな世界観を感じる

もう疑似でもハーレムでもないな(?)

疑似ハーレムのアニメ後半、高校時代は先輩後輩の関係が2人を結んでいたけど先輩が卒業して交際開始した後は逆に距離の理由になって乗り越えるべきものに変わり(だから敬語をやめようと頑張る)それが交際の進展とも結びついてて、ライフステージに伴う精神の変化みたいなのを描けてて上手すぎる……

宣伝担当の人、素朴に明るい人なように見えてさりげない気回しをしつつ空気を上手くハンドリングしようとする主体性があって、なんというかこういう自我の発達の早い人って進学校に行くよな、みたいなことを思った

『義妹生活』10話見た このアニメずっとリアル志向なのに演出のために時々大胆な嘘をつくから油断ならない(2人分のモノローグがなぜか会話になっていたり、作中人物視点ではなくてカメラワークで音源の移動を生じさせて距離感を演出したりする)

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