メモ
オルフェウス教の伝統では魂の不死性(=神性)に基づいて輪廻転生が信じられているのが分かると、錬金術思想における人格の普遍性もそういう円環的な世界観に由来することも頷ける
何より異端の知を象徴する円環モチーフの変奏の現代版が思弁的実在論というかメイヤスーの生物の定義「非連続的な環」で、死はこの環の縮小か拡大かのいずれかで定義されるけど、〈外部〉を取り込む身体の喪失が縮小、つまり世界への無関心に至る死
〈外部〉とのコミュニケーションの過剰な増大(消散)、つまり狂気や麻痺に至るような身体の拡散による死。ある種の創造性にも結び付く。メランコリーはこの拡大を抑制する面もあるのかもしれない
過現未