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金曜日は月初だったので記帳のために大手町周辺をうろうろしていた。三井住友銀行の本店を目指していたのになぜか東館に迷いこんでしまい、でもそのおかげで「Portraits」展を観ることができた。こぢんまりした規模だが、テーマの広げかたはとても面白かった。
smfg.co.jp/company/art/0825.ht

転職して3か月めというタイミングもあるのか、仕事へのモチベーションが落ち込み気味なのだが、この日はお昼にめちゃおいしいお寿司屋の豪華海鮮丼を食べさせてもらったりもして、少し元気になった。

退勤後は  へ。ギリギリ間に合い、短い時間だったが人生初のダイ・インを体験した。アフスァルトに寝転がった背中がほかほかとあたたかくて、日中の熱がなかなか逃げないのだなあと思った。

早起きして出勤前にひととおり終わらせておいた作文仕事を帰宅してから見直し、少し整えて納品した。
ほぼ2年、プロット作成の期間から数えるなら3年くらい抱えていた作文をようやく手ばなせた。校正などはこれからだが、とにかくホッとした。

せっかく夏休みをとって足利まで来たので、足利学校と鑁阿寺にも寄った。足利学校にはアニメ絵の小野篁がいて、声優さんが論語を素読していた…。鑁阿寺は広々していてとてもよかった。

東武足利市駅を出てすぐ、渡良瀬川があって、ここが森高千里でおなじみの…と渡りながらしみじみしたりした(世代がバレるね)。

あと足利市立美術館に刀剣の気配があって、そういえば山姥切国広のゆかりの場所か…と思い出すなどしました。

それにしてもとにかく暑かった…
最高気温35度を超える猛暑日は、ちょっと外をうろうろしているとそれだけで熱中症になりかけるということが身にしみてわかった。

7月に家族でドライブをしたときの行き先も佐野だったので、この夏は栃木づいていますね。
佐野では家族がお店を調べてくれていてたいへんおいしいラーメンを食べたんだけど、私はそういう下調べをぜんぜんしていなくて、たまたま見かけた雰囲気のよいカフェでレモンタルトを食べました(おいしかった)。

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足利市立美術館「顕神の夢 ー霊性の表現者ー 超越的なもののおとずれ」を最終日に滑り込みで観てきた。
不思議なインパクトのある作品ばかりで、一見して「怖い」と感じるものも多かった。萬鐡五郎、佐藤溪、船越直木の絵画がとくに怖かった。子どものころに見たら夜中に思い出して泣いていたと思う。萬鐡五郎の「目のない自画像」をはじめ、思わずギョッとしてしまう自画像が幾つもあったのも忘れがたい。
好きだったのは古賀春江「孔雀」、花沢忍「宇宙について」、広島平和記念資料館に展示されている「人影の石」に衝撃を受けて描かれたという八島正明「給食当番」。

どの作品にも異様な迫力があるうえに、キャプションがちょっと陶酔的というか、作品と一定の距離がある書きぶりではなくて、かなり「あてられる」感じがあった。図録が売り切れていたからけっこう人が入っていたのだろうが、みんなは大丈夫だったんだろうか…
watv.ne.jp/ashi-bi/2023-Kenshi

国立新美術館「蔡國強 宇宙遊」を観てきた。
展示室はひとつの広い空間を仕切りなしで使い、壁に沿ってビデオやドローイングが配置されているほか、電飾がついた巨大なモビールがたくさん設置されていて、遊園地のような空間だった。

横浜トリエンナーレや直島の常設展示などで以前から好感をもって作品を観てきたものの、こういうまとまった展示を観るのは初めてで、プロジェクトの映像をたくさん観られたのがよかった。万里の長城を導火線を伝う火によって延ばそうとする「延長」や「スカイラダー」など、どれもよかったけれど、とくにいわきの海岸で打ち上げられた「満点の桜が咲く日」は美しかった。
北京五輪の開会式の花火もすごい。ていうかアイ・ウェイウェイがスタジアムを設計し、蔡國強が花火を担当してたのか…。この五輪に関わったことで「体制側の人間だと思われてしまった」みたいなコメントもあった。

あとは砂曼荼羅の下絵を爆発させた「闇へ帰る」をはじめ、ガラスと鏡のあいだで爆発を起こして制作された作品群が美しかった。
最初に展示されている、作家の父によるマッチ箱のドローイングも印象的だった。

nact.jp/exhibition_special/202

今日は月に一度のおつかいの日で、外出するついでに、以前友だちに連れてきてもらったたいへんおいしい南インド料理店のランチに入った。
なんとここは全メニューでベジタリアン対応してくれる。ので、念願のミールズを注文した。コリアンダーの効いたラッサムがおいしい。あと私はバトゥーラがとても好き…

おつかいを半分終えたところで寄ったのだが、店に入ってまもなく雷が鳴りだした。
雨が降るならやり過ごしたいな、ごはんを食べているうちに通り過ぎないかな〜と思ったのだが、なかなか雨が来ない。結局食べ終わって、店を出てからどんどん空が暗くなり、雷も近づいてきた。めちゃくちゃ焦って大急ぎで残り半分の用を足し、降りだす前に間一髪のところで地下鉄に滑り込むことができた。よかった…。

一泊二日で宝塚〜奈良へ行ってきた。新型コロナが流行しはじめてからも、新幹線に乗ったりホテルに泊まったり新幹線に乗ってホテルに泊まったりしていなかったわけではないのだが、久しぶりにしっかり「旅行した」という感じがある。感染症の波がかなり落ち着いていて、道中もあまり緊張せずにすんだからかもしれない。海外からの観光客の姿もあった。

初めて訪れた興福寺がとてもよかった。美形と名高い阿修羅像は特別展で観た覚えがあるが、大混雑で立ち止まることも許されずにちらっと観たのとはまったく違う体験だった。憤怒というよりは苦悩を内に秘めているような阿修羅像だけでなく、八部衆はみな魅力的だった。胸部だけの五部浄像も美しい顔をしていた。
出土した八世紀のものだという水晶の珠が澄んでいたこと、千手観音がものすごい迫力だったことも忘れがたい。

興福寺や東大寺の南大門のあたりには人が多かったが、二月堂、三月堂、正倉院の周辺は人が少なく、鹿がのんびり闊歩しているなかを歩けたこともよかった。天気がよく、あたたかくて、ほんとうにのどかな春の一日だった。

歩き疲れ、近鉄奈良駅の近くで飲んだレオニダスのホットチョコレートがたいへんおいしかった。

日がよく差しこむようになったのか、猫様が人間の膝から下りて出窓のそばで丸くなっていた。立春を感じる。

季節の変わり目だからか、あるいは年齢的なものかもしれないけど、猫様は去年の夏からやたらと体を舐めてハゲを作るようになってしまった。
今も洋梨のエリザベスカラーをつけて薬を飲まされたり塗られたりしているんだけど、べつに命にかかわるわけでもない小さなハゲごときで自由を制限され色々強いられているのは良いのか悪いのか、完全に人間のエゴだなと思う。女の子が「体に傷をつけるな」と言われるのと同じことを猫様に強いている。

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