いわゆる「商業作家」さん、出版社、書店などのブースが目立つようになったのは、それだけ文学フリマがメジャーな存在になったというのもあるでしょうが、商業の市場が閉塞しているからアマチュア主体の場にまで食い込んできているのだな、というのが個人的な印象です。
某文芸誌のブースを見て、あっ商業出版社の編集部が来てもコミティアみたいに「出張」的なことをしてくれるんじゃないんだ、新人賞の攻略本を売りつけられちゃうんだ、我々は「まだ見ぬ才能」ではなくて「ネギをしょったカモ」なんだなあ、そりゃ自費出版は版元にとってはおいしいビジネスだもんな、みたいなことも考えてしまった。
規模が拡大したことで一般参加者にとっては面白くなったのではないか、とも感じたし、私は基本的にはどんどん場が開かれていくことを望むほうです。そして「開かれる」と「資本化する」はイコールではない…
https://note.com/kj_nsk/n/n33c296f6bb13