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シャイニングのTシャツ(左)が金網に引っかかって破けたので、親に送って縫ってもらったのだが……。
送り返されてきたら双子が2ペアになって返ってきてビビったわよ。

ヴァージニア・ウルフ「フィクションの中の超自然」The Supernatural in Fiction、訳すかーと思ってこまごまテキストを用意してたらもう疲れてきた……。また元気のある時にやりまーす。

「ライカを探して」目当てで短編集丸ごと買っちゃったんで、また全部読んで感想を投稿します

Laura Mauroの短編"Looking for Laika" 読んだ。
冷戦真っ只中の英国が舞台。祖父からソ連の宇宙犬ライカの話を聞いた少年は、妹にでっち上げのライカにまつわる物語を語って聞かせる。ある日隕石が落ちた時、妹は宇宙船を見たと言い張り、少年はロシア語の描かれた板を拾う。その後核戦争が勃発、イギリスも犠牲となり、少年は両親を失う。
その数十年後、学者となった少年は、学者仲間に札に書かれたロシア語がライカの別名であったことを知らされる。妹が見た宇宙船は、本当にライカが乗っていたものだったのかもしれない。少年は数十年の時を経て、妹に真実の物語を語る。
かなりエモくて泣かせる。2018年の英国幻想文学賞短編部門受賞作。

金属バットがマンゲキ出禁になった時のことをうっすら思い出す

短編の翻訳の初稿ができあがったので、ひとしきりパーティ気分でいたい。

ツギクル、18本披露されたネタのうち10本は予習済みだった。これを多いと取るか少ないと取るか……。

神保町の劇場にも行った方がいいんよなー……と思いつつ、非吉本のライブばっかり行くから、逆に東京吉本の若手が分からなくなっていく。シンプルに非吉本のライブの方がライブの値段が安いんですよね。

円城千葉山本鼎談の「AIはニューラルネットワークなので中身でどういうことが起こってるかわかる、ニューラルネットワークの精神分析をすべき」云々の下り、チクタクにまんま同じことを言ってる下りがあったので、あんまり他人事ではなかった。
当然スラデックなのでジョークにしてしまう訳だけど。しかし、AIと芸術の絡みという点では、やはりスラデックに時代が追いつきつつあるのでは、という感もちょっとする。

文學界8月号掲載の円城塔×千葉雅也×山本貴光の鼎談「GPTと人間の欲望の形」は刺激的なトピックが何個も含まれていてかなり面白い内容なので、生成AIに関心がある人は目を通しておいた方がよいかも。

くじらい さんがブースト

レイ・ネイラーのThe Mountain in the Sea、SFマガジンの4月号で鳴庭真人氏が紹介してましたね。蛸とのファーストコンタクトSFらしい。

>「……ピーター・ワッツの《ブラインドサイト》二部作に匹敵する二十一世紀のファーストコンタクトSFの力作といえる。」

6月末までに出る予定だったヒューゴー賞の最終候補リスト、まだ出ない。
ネットでいろいろ憶測を読んでると、最終候補作の中に中国政府的に看過し難い表現が入っているものがあって、それ絡みで揉めてるんじゃないかっていう説も。ふーん。

The Mountain in the Sea にチベットが一大勢力として出るのがマズいんじゃないか、とか、Babel に阿片戦争絡みの描写があるのがダメなんじゃ、とかいろいろ。

インドSFの特徴と歴史をまとめた記事が出ていた。
>インドSFの特徴は、神話や民間伝承が物語の多くを支えていることだ。[…]その結果、インドのSFは独自の語彙に富んだ特異なジャンルとして台頭しつつある。

indiacurrents.com/science-fict

カモガワGブックスVol.4[完全版]掲載予定一覧
:池澤夏樹=編 世界文学全集全レビュー、コーマック・マッカーシー全レビュー、フリオ・コルタサル邦訳短編集総解説、ヴァージニア・ウルフ未訳エッセイ、つばな単行本未収録作品全レビュー、残雪絡みの何か(検討中)、蟹味噌啜り太郎さんのブレードランナー論考(載るか不明)

一番近いのはアリ・スミス「五月」かも。パンデミック下で心労が重なっておかしくなっていく女性と、変異体の植物の話です。

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3つくらい短篇の翻訳が載るらしいのだが、あと2つはかなりしみじみ系らしいので、落差がすごいことになりそう。

植物ホラーSF、かなり訳してて楽しいパートに来た。
茎が鱗で覆われている!
瓶の側面に吸盤のように張り付いて取れない!

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