女子日本代表でストライカーやってた人と小学校が同じだったから一緒にサッカーやってましたけど、2学年上かつその頃にはすでに身体ができあがってるようなその人相手に、常に背の順では先頭で腰に手を当てるポーズをしていた私は叶うはずもなく、くやちいくやちいとやっておりましたが、だからといってその人を排除したいとは思わなかったよね。なにも言わなければ男と認識されてもおかしくない体つきだったからたぶんテストステロン値とかは高めだったと思うし、そんな「女性」はどこにでもいる。そしてそんな「女性」相手に「身体能力の差」で負ける「男性」もたくさんいる。そういう「不公平さ」を含んだうえでやるのがスポーツ。
>その後の人生はどうにかこうにか続いていくのだ
このことを最も理想的なかたちで物語として描いて見せたのが漫画『ハイキュー!!』だったと個人的に考えてます.
あれほど幸福な作品もなかったのじゃないだろうかと.
作中,なんども繰り返し「負けたものたと」がとても丁寧に描かれていたり,物語最終盤では,社会人の年齢になった登場人物たちがその後どのように生きているのかが描かれていたり.
まさに「その後もバレーは続く.人生は続く」と,作者が言っているようでした.
@trochilidae 未読者ですがそんな物語だったとは!実は最近よく来る小学生がハマってるらしく読書ちょきんで買ってくので、そういう価値観を知ってもらえるかもしれないですね......(推しがいるからその巻だけほしい、みたいな買い方してるけども......笑)。
@gucchi_penguin バレーのよろこびっていいますかね,そういう面がすごく強調されてます.
主人公の身長のちっちゃい子が,それでも「俺は飛べる!」って言って,天才的なセッターだけどまだまだ未熟な子と一緒にがんばるんですけど,やたら頑張って「限界を突破しろ」みたいな感じは全然なくて,他校の選手たちとのつながりとか,それぞれの成長が描かれてもいるんです.
もとカナダ代表五輪選手で,ビーチの五輪金メダリスト?だったと思うんですけど,のちにイタリアのインドアプロチームでも活躍したSarah Pavanって方なんかもどっぷりハマっちゃって,YouTubeでリアクション動画の配信してたぐらいです笑
Haikyu!! Reactions 🧡
Sarah Pavan Volleyball
https://www.youtube.com/playlist?list=PLphzTUGYzuZIZqWcWC4ANuJNw-mGxECHf
だからこそスポーツの世界に染まりきると「システムの不公平さを緩和しよう」という動き、つまり反差別的なありかたにピンと来ないマッチョな生き方をしてしまう傾向もあるのだけど、とはいえスポーツでも不公平さの緩和は可能な限りしていて、その塩梅の積み重ねが「ルール」として表出している。だから長い歴史のあるスポーツはルールが細かくあったり、なんでそんな微妙な数字?みたいなのもある(野球のマウンド-ホームベース間は18.44m=60フィート6インチとか)。
それでも不公平さは取り除けないし、だからこそたのしいとも言える。強風が名物の千葉マリンスタジアムでは不慣れなビジターチームはフライを落としやすいが、ホームチームですら落とすこともある。ホームランのはずが平凡な外野フライになることもある。風が吹くタイミングなんて制御できなきのだから、こんなことに文句を言っても仕方がなく、呆れて笑うのが健全な楽しみ方である。