うちのボス
2024年制作
油絵具使用
F0号サイズ 14×18(たて、よこ、cm)
貫禄のある態度で座っている鯖トラ白猫ちゃん
7月の油絵、最後まで制作過程を投稿できてなかったけど、もう随分経っちゃったので完成図投稿しちゃうわ。
「政治的な映画ではない」にニュアンスが理解しきれてないところがあるけど、あの時の人間模様についての映画ってジョンミンさんは理解してるってことなのかなぁ。
https://nishispo.nishinippon.co.jp/article/865829#google_vignette
頭によぎったのでした。
ロケーションも銃撃・襲撃・爆発シーンも総じてお金がかかってて、野犬がいたり…ていうのも紛争地域ではよくあることっていうのもパンフの解説で知って、しっかりお金とリサーチを掛けて作り込まれてるなと思った。
ちょっと惜しいなぁと思ったのは、主人公ミンジュンの行動原理の変化があるのかそれとも最初から確固とした原理があるのか分かりづらかったところかな。パンスは恋人に怒られることで考えを改めるところが分かりやすいんだけど、ミンジュンは最初は出世のため、後半からは外交官としての使命感が芽生えるけどそのきっかけが分からなかった。
それが映画のドライブ感を失わせてる気がした。
あと劇場の設備によるのかもしれないけど、爆破シーンが見どころなのに爆破の音が弱かったのが気になってしまった。
とはいえ神と共に好きとしてはハジョンウ先輩とチュジフンの共演はコミカルで面白かったですね。
安全企画部長のキムウンスさんは工作でも部長だったよなw安全企画部長顔なのか?w
ランサム非公式作戦(Ransomed)見たよ
おもしろかった。誰がヒーローだとか、どこに正義があるとか、上手い作戦を思いつく!とかなく、ただひたすらに状況に巻き込まれて、時には自分の国すら信用ならなくて状況を脱するという感じが韓国映画らしいなと思った。
どこに正義があるとかなく、ていうのはレバノンで身代金交渉をする組織(ここが人質をずっと拘束してた)は敵といえば敵なんだけど、身代金を狙う航空警察や他ギャング組織から襲われないようにしてくれたり、組織の交渉役であるカリムが常に冷静だったりするところ。パンスが組織のメンバーと「銃なんて捨てて羊でも飼って暮らしたら?」「この国では銃なしでは生きられない」と話したりもする(まぁそれが外部の人間の余計な先入観ということもあろうが)。
ヒーローがいないという点は、韓国の国内事情も絡めてて、外務部の事務次官たちが懇願するクライマックスの場面(私たちは国が特殊部隊を送り込んでくれるなんて思ってないというセリフが良い)は、最近でもアフガニスタンからの退去のやりとりも思い出し、普通の人々が状況を今ある最善の方法で切り抜けるという胆力を感じた。
韓国の80年代の映画を最近は立て続けに制作されたのを見てるので、1987、ハントやモガディシュ、南山の部長たちなども
今年の目標はほぼ達成したのでした。えらい!
https://fedibird.com/@googoominami/111754320589542424 [参照]
二次創作やおい好き、映画見て絵とか漫画描く人です。