産経新聞は確かにウヨってるけど、一応全国紙だし、普通のことも普通に書いてることあるので、「産経と意見が一緒になってる」ことを持って「間違い」とも言えないと思うし、たぶん、それはけっこう偏った考え方なんだと思うんだ。
私の実家はありがちなノンポリ家庭だったので、新聞は読売だったし、私がやや左翼になってからも読売を取り続けてて、原発事故の後に「さすがに反原発を訴えながら読売もないか…」と東京新聞に変えたんだよね。朝日にしなかったのは、母がまだ若かった頃に朝日新聞の拡張員に騙されて数ヶ月購読契約させられたことを根に持っていたから。30年以上前の新聞の勧誘とかマジで今なら警察沙汰レベルの強引なの、ザラにあったんだよ。
最近、知ってる人が「極右」認定されていたけど、左翼自認の人たち、自分たちが左に寄り過ぎてることを忘れがちなので…。その人が「極右」なんじゃなくて、君らが極左なんだよぉ〜と。私は自分が割と極左だと思っていたんだけど、とりあえず世の中を中道左派を許容する程度に持って行くためには、極左っぽい言動は控えた方が良いと考えているし、実際のところ、自分は部分的に保守的なのかも?と思うところもあるし、とにかく即決即断白黒はっきりさせる!みたいなの、全然建設的じゃないのでやめた方がいいと思う。
民主主義においては物事の決定プロレスも重要なわけで、それは迂遠ではあるけど、大きく間違えないためのブレーキだから面倒くさくても、意見のすり合わせや議論は大事だと思う。「民主主義を守れ」と言っていた側が議論を否定してしまうことに違和感を覚えないのは不思議だな、と思ってる。