新しいものを表示
文字列21 さんがブースト

FANZA同人ウォッチャーの皆さんこんばんは

まあ何人かは、まあそのなんだ、そういうことはある、しかたないよね、殺し合いは良くない

今回の件で何人かの人が刊行中止に賛意を示していたのは個人的に残念に思うけど、大半の方は、より良い社会作りに向けてのアプローチが違うだけだと考えるようにした。
私自身、必ずしも焚書坑儒を否定しきれる人間ではないし…。

思ったのだが、件の本を本当に「差別を広めることを目的としている」と考えている人には、私の言葉は意味がないと思えるだろう。正直、作者の心の内まではわからないけど、私としては「もし本当に差別を広めることを目的としているのなら、もう少し差別に関する具体的なエピソードが漏れ聞こえてくるのでは?」と感じている。
また、この騒動で「実際の差別」を述べる方々は、その差別がどのような加害を伴うのかを明らかにしない傾向があると思っている。

【今回の騒動で私が考えたこと】
2/2
・批判そのものは非常に重要。世に出たからこそ批判の機会が与えられるのであって、そもそも世に出すなというパターナリスティックな判断は、誰がどのようにそれを行うのかが問題にされる(そういう判断自体は必要な場合も勿論ある)
・オープンな場での過度な皮肉や当てこすり、またそれ以上の侮辱や人格否定は、独立した社会的問題として扱われる
・出版元のKADOKAWAは明らかに「炎上商法」と言われても仕方ない広報を行っていたのは確実だと考えている

【今回の騒動で私が考えたこと】
1/2
・書籍に対する批判は結構だが、その中には誤解に基づく指摘もあるのではないか。少なくとも「デマ」とまでは言えないものまでもそう呼んでいた可能性があるのではないか(ROGDはまだ仮説の段階でデマとは言えない)
差別への糾弾は尤もだが、糾弾する以上、何がどう「差別」に当たるのかは周囲から求められる(義務があるとまでは言わない。言いっぱなしはそう判断されるだけ)
・たとえば米国の保守的な家庭が「アニメや漫画などのカルチャー」を不道徳なものとみなしている発言をそのまま紹介するのは、差別に基づく偏見を垂れ流していると言えるのかもしれない。しかし、それをもって「差別的な表現が含まれている書籍だから刊行されてはいけない」というのは筋違いである(差別を広めることを目的としているとするには、本を一冊書くのは効率が悪すぎるので)。
※そのエピソードを「差別」として例示する方の多くは「この本を擁護するような奴はどうせアニメファンなんだろうが、この本にはお前らに対するこんな差別的エピソードがあるんだぞ、どうだ知らなかっただろうが良いのか?」と恫喝的な態度で例示していたように見受けられた。実際にその人がそのような差別に関してどこまで関わるのかの信頼性を含めて、誠実な発言と思うことはできない

【記事を読んでから私が考えたこと】
2/2
・「一部の教師や知識人が、自身のことを親や臨床専門家よりも子供に何が正しいかをよく知っていると信じているため、親との子供の関係を積極的に損なう例が見受けられる」のは憂慮すべき事のように思われる
・個人的には、特に外科手術に関しては、不可逆的な悪影響を心身に与える可能性は排除されるべきではないと思う。ましてや未成年に対してをや

【記事を読んでから私が考えたこと】
1/2
・性的な違和感を持つ未成年者に対する「肯定的アプローチ(affirmative approach)」に賛同する人は多く、それは「性は自認に基づくべきである」というイデオロギー的立場でもある。
・アプローチには服薬、ホルモン剤投与が含まれる
 (記事には明記されていないが世界的に見れば外科的手術も当然含まれるだろう。なお手術の要件に関しては否定的な立場である方も多い)
・一方、エビデンスに基づく立場からは、そのアプローチの安全性に疑問を投げかけられている。ヒラリー・キャス博士によるNHSの子ども性別違和支援サービス(GIDS)の告発は有効とされ、タビストックジェンダークリニックは閉鎖が決定された。
 (英タイムス記事:Tavistock gender clinic not safe for children, report finds《元記事:thetimes.co.uk/article/tavisto は有料記事。日本語訳あり:what-is-trans.hacca.jp/3118/ 》)

【私の記事を読む上での前提事項】
・(前提)差別は(往々にして)よくない
・(前提)ジェンダーアイデンティティに関する医学的データは充分ではない。
・(前提)従って社会学的アプローチの文献の中には後々批判されるものもある
 《が、それは著者・読者双方に織り込み済みのものとも考えられてきたはずである》
・(前提)性的な違和感を持つ未成年者については、本人の利益が第一に考えられるべきである
 《これは後述するそれぞれの立場に共通のものと思われる》

テレグラフの翻訳記事
記事翻訳:タビストッククリニック、自閉症とトランスジェンダーの子どもたちの関連性を「無視」

note.com/gc_info/n/n2e0ba1860d

田中ラッコさんが紹介されておられたガーディアン紙の記事からは、タビストッククリニックを巡る諸々の騒動を確認することができ、少しずつ読み進めている。こうなると件の刊行中止騒動は私にとってはありがたいことになる。「どうだ議論が深まった郎」だ。

Teachers need guidance to resolve issues of gender identity in the classroom
theguardian.com/commentisfree/

"The brutal truth is we have virtually no good-quality scientific data on how best to treat children and adolescents with gender dysphoria — and know even less about the sorts of cases described in Shrier’s book."

「残酷な真実は、性別違和を持つ子供や青少年をどのように治療するのが最善であるかについて、質の高い科学的データはほとんど持たれていないということです。そして、シュライアーの本で説明されている種類のケースについてはさらにほとんど知られておりません。」

Ideology-based medicine
thecritic.co.uk/ideology-based

で、その撤回騒動についてのコラム記事があった。

「Ideology-based medicine」
thecritic.co.uk/ideology-based

いわゆる「デマ」についてなんだけど、アビゲイル・シュライアーの著作が「Science-Based Medicine」にてレビューの撤回に至った経緯、Wikipediaに書いてあった

en.wikipedia.org/wiki/Science-

自分の主観が強すぎる批判は削除しました。悪かった。

私は「未成年に対してのいいかげんな診断に基づく手術を含む医療行為」の実施は良くないと思います。

現状、今回の刊行中止騒動については、海外で行われている(いた)「未成年に対してのいいかげんな診断による手術を含む医療行為」問題の矮小化になりかねないのでは? との懸念を持つに至っている。

一方で、賛同する内容の方は、内容に依拠しすぎで、もはや何が本当に行われているのかの読み取りがはっきり言って掴めない。

note.com/yousayblah/n/nbeb0fe5

私にとっては批判的な方の
「アメリカにおいて、未成年の性別違和感の診断について、いいかげんな診断が行われ、それに沿った手術も行われる、という問題自体はあるのだろう。一方で、本書のそうした危険についての紹介の妥当さは、控えめに言って懸念が残る」
の冒頭の文章に巨大な疑問符が付く。

「未成年者に対していいかげんな診断に伴う手術が行われているという事実」と「差別を助長しかねない懸念」とが、なんで同じ天秤にのっかるんだろう…

note.com/nkaiho/n/n4db3fa22a2f

古いものを表示
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。