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【今回の騒動で私が考えたこと】
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・書籍に対する批判は結構だが、その中には誤解に基づく指摘もあるのではないか。少なくとも「デマ」とまでは言えないものまでもそう呼んでいた可能性があるのではないか(ROGDはまだ仮説の段階でデマとは言えない)
差別への糾弾は尤もだが、糾弾する以上、何がどう「差別」に当たるのかは周囲から求められる(義務があるとまでは言わない。言いっぱなしはそう判断されるだけ)
・たとえば米国の保守的な家庭が「アニメや漫画などのカルチャー」を不道徳なものとみなしている発言をそのまま紹介するのは、差別に基づく偏見を垂れ流していると言えるのかもしれない。しかし、それをもって「差別的な表現が含まれている書籍だから刊行されてはいけない」というのは筋違いである(差別を広めることを目的としているとするには、本を一冊書くのは効率が悪すぎるので)。
※そのエピソードを「差別」として例示する方の多くは「この本を擁護するような奴はどうせアニメファンなんだろうが、この本にはお前らに対するこんな差別的エピソードがあるんだぞ、どうだ知らなかっただろうが良いのか?」と恫喝的な態度で例示していたように見受けられた。実際にその人がそのような差別に関してどこまで関わるのかの信頼性を含めて、誠実な発言と思うことはできない

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