「れいわが法務委員会のポストを参政党に譲ったというデマ」はわたしも拡散したのですが、あれは、元ネタが米山隆一です。
「あんなに色々あった米山なのに、それでもお前(わたしの事)は米山の言葉を取り上げるのか」という事に関してはその是非や葛藤はありましたが、米山の今回の言葉そのものの真偽は、国会議員という地位にある者による国会内での各政党の動きに関する発言を、いわば、内々の話を、それが本当か嘘かなどを確認する事は出来ないのですから、ウソではないという前提で言葉を受け取るしかなかったと思っています。
そこから疑ってたら、そもそもその人物の発言なんか取り上げる事は出来なくなるのだから。
今回、それが嘘だったわけですが、確認出来ない以上、よく確認せずに拡散し申し訳ないという事ではなく、わたしは、
「米山の言葉を真に受けるなんて情けない。今後は彼の言葉は信用しない。申し訳ない。」と思っています。
参政党が法務委員会を取ってしまった件についてれいわ側の公式見解がありました。このような事情について私も無知であったため、謝罪して関連ツイートを削除いたします。申し訳ありませんでした。 https://twitter.com/t_takai/status/1857373473464811846
(続き)
危ない夜をそうやって凌いできました。
この世界にはたたかうだけの価値があります。
トランスとして色々書いてきたので、以下に一部を挙げておきます。
〈単著〉
・誰かの理想を生きられはしない とり残された者のためのトランスジェンダー史 青土社
〈共著〉
・10代に届けたい5つの"授業" 大月書店
・われらはすでに共にある 反トランス差別ブックレット 現代書館
・マイノリティだと思っていたらマジョリティだった件 ヘウレーカ
〈ネットで読める〉
・生活するトランスジェンダー
https://www.reddy.e.u-tokyo.ac.jp/act/essay_serial/yoshino.html
写真は古いものですが、脱衣を抵抗と位置づけてやっていました。
皆さんの投稿を見て気づくトランスジェンダー認知週間。
10代でトランスと表明し、もう10年どころか20年選手の私から、社会における「よいこと」の総量は間違いなく増えていると、特に若い人たちにお伝えしておきます。大学でジェンダーとセクシュアリティに関する自治活動をしていたとき、若者のフェミニズムへの冷笑は今と比べものにならないほどあったし、レインボーパレードを(おそらく学生団体主催ではこの国で初めて)主催したときも「ニューハーフとかのパレード?」と言われていました。教職員の意識も低かったのであちこちで「ド詰め」を繰り返し、イカれてんなという眼差しを引き受けざるを得なかった。
身体改変で医療事故に遭って提訴したときは匿名掲示板にスレッドを作られ、「性同一性障害」を後ろ盾にする当事者から/こそ、私が「正当な」トランスらしくないという一点でえげつないバッシングや嫌がらせがあったけど、今はノンバイナリなど非二元的な性のあり方の認知・尊重も進んで、当時の苛立ちもただの過去になりました。
あらゆるマイノリティの権利獲得の過程でバックラッシュが起こり、それは不当なことだけど、仲間や味方の存在は確実に見つけやすくなっている。そういう人に頼り、先人の実践に学んでください。私も→
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