Twitter でナタの人がマスク氏を擁護するために彼の出身地である南アフリカのことを連ツイで説明しているんだけれど、現地に20年近く住んでいる私には「いやぁ、それは事実誤認でしょう」が多いなぁ。
彼の人種層、経済層では、1994年以前はよっぽどの覚悟があって政治的に動いていた人たち以外は白人としての「特権」を多くが享受していたのよね。非白人が受けていた具体的な差別とか境遇をマスク周辺の人たちがどれだけ具体的に知っていたかは著しく疑わしい。普通の白人たちだって「知らなかった」という人がほとんど。まあ、情報統制が成功していたからなのですが。
でも、これが彼の言論の自由への渇望の根拠とするのはあまりにも乱暴だと思う。それから、南アは犯罪率は高いですが、地域にもよるのよね。今、孫たちのところでオサンドンしていますが、ケープタウンは安全なところと世界有数のギャングの闊歩する地域が明確に違う。まあ、どこの国でもそんなに違いはないと思いますが。一括りに「南アは危険」はやめていただきたいなぁ。