https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240424/k10014431611000.html
この分析では若年女性が減ることで出生率が低下して、人口が急減しやがて自治体が消滅すると指摘されていて、その数値や確率は事実なのだがそれはあくまで結果の話だ。なぜ若い女性が減ってしまうのか、どうして子供が産まれにくいのかを、当事者や現場の目線で考えてみれば、人権意識の欠如と社会構造の歪さが要因なのは明らかだ。
そもそも自治体も国も、我々の生活を底支えするために存在するはず。弱い立場に置かれた者を切り捨てる今の政治や経済を変えていかなければ、地方から消滅していくのも当然なのだ。どんな土地であろうと、そこで人々が生きてきたという現実はかけがえのないもの、その前提に立った議論が進むことを望んでいる。