東急シアターオーブ『Death Takes a Holiday』
観劇した。関係者の体調不良により公演の半分が中止になってしまった、この公演。観られる幸運に恵まれた。
さすがモーリー イェストン、どの楽曲も胸をうつ美しいものばかり。そして、音楽=台詞というミュージカルなら本来当然のことがきちんと形になった構成。また、歌唱が独立せずに演技の流れの沿っていたのは演者の力量と緻密な役作りの賜物だと思う。
しかし、難しい曲ばかりで確かれいこちゃんが「聴くと歌うとじゃ大違い」的な発言をしていたようだけれど、まさに「それな!」という全面同意。
今回、今までと違ううみちゃん、れいこちゃんが観られた気がして大満足だったし、どのお役にもそれぞれ見せ場があって見所がたくさんなのもうれしかった。
やっぱり、じゅんこさん、やすちゃんは巧いわー。
正直、結末には納得できない気もするけれど、これはこれで良いようにも思う。
この作品、宝塚で試演して、きっと東宝ミュージカルにするのだろうな。
宙組公演を観劇。
映画の舞台化ではなく、フレミングの小説の舞台化なのね。ジョン バリーの007のテーマが流れないのは寂しいけど。
とにかく、ゆりかちゃんのカッコよさの集大成以外にはあまり意味はない作品ではあるものの、男役のスーツ姿はこれで見納めでもあり、大変眼福でした。
千穐楽までどうかお元気で舞台をつとめられますように。
團菊祭五月大歌舞伎を観劇。
私、團十郎はどちらかというと荒事より大伴家茂みたいなほうが、いくらか取っ付きやすいかも。成田屋なのに荒事は苦手って、まるっきりトンチンカンだとは思うけどね。好みですから。
御披露目の尾上眞秀には観客まるごとが見守るような温かさに溢れていて、よかった。昨日の今日で正直少しばかりドンヨリ気分だったのが、気持ちよく吹き払われた感じです。
因みに祝幕はCHANELのメティエダールのひとつMontexのサポート製作だそうです。スーラの絵みたいよね。
仕事をしたり、映画をみたり、料理をしたり、観劇したり、本を読んだり、散歩をしたり。悲観的な呑気ものでモノモチヨシコ