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今日は棺を愛でてきた :blobcatpuffymelt:
奈良市埋蔵文化財調査センター「亀甲形陶棺〜変化と地域性」展

陶棺とは、土器みたいな焼き物でできた棺のこと。近畿ではなぜか6世紀後半〜7世紀の間しか流行らなかった。ここにあるのは全部1400年前の本物の「誰かの棺」

私はこれが大好きなんじゃよ。
かわいいいい :ablobcatnodmeltcry:

[添付: 6 枚の画像]

亀甲形陶棺、作られ始めの頃はちゃんと「家の形」をしていたし、全長2mあって足を伸ばして遺体を入れられた。「家に入ったままあの世へ行く」なんて、今で言う「ベッドに寝たまま出勤したい」と同じ発想じゃないですか、かわいい :ablobcatnodmeltcry:
ところが時代が下るにつれ、装飾は簡素になり、サイズは小さく1m以下になり(骨だけ納めたらしい)、やがて作られなくなってしまう。

私の推し棺はこちらの赤田4号ちゃん :ablobcatheartsqueeze:


赤田3号ちゃん、盗掘による破壊で半分しか残ってないけど、赤と緑の顔料で市松模様に塗られてたらしい。お洒落〜 :blobcatpuffymelt:
4枚目は脚の構造


赤田1号ちゃんに葬られた気分になれる写真を撮ってきたよ :ablobcatmelt:

奈良市埋蔵文化財調査センターの「亀甲形陶棺」展は12月1日まで(土日休館、見学無料、写真撮影OK)


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