<ロマンス語の続き>
・ポルトガルの葡語とブラジルの葡語は、発音が大きく異なる。文法も違うらしい。日本で「ポルトガル語」と言った場合、通常はブラジル語を指す。NHKのポルトガル語講座もブラジル語。母音は9種類? ちょっと微妙な発音の言葉(カナ表記しにくく、したがって日本人には発音が難しいもの)が多い印象。
・hは4言語いずれでも発音しない。
ロマンス語は語彙や文法が互いによく似ているので、習得の難易度には発音が大きく影響するはず。ロマンス語のうち、日本人にとっていちばん習得しやすいのは伊語、その次が西語だろう。仏語は他の3言語と比較して独自色が強く、習得の難易度も高めに感じる。
ただし、日本における教材や辞書の充実度を加味すると、仏語習得の難易度は若干低下し、他の3言語(特に葡語)の難易度は上昇するだろう。私の結論としては、日本人にとって習得しやすい順位は以下のとおり。
1. イタリア語
2. スペイン語
3. フランス語
4. ポルトガル語