乗員不足の話、養成課程の人数に限りがある。定数を増やす=乗員養成課程の定員を増やすと同義。記者の不勉強が過ぎて掘り下げられていない。女性潜水艦乗員の教育が始まっていることすら触れてないし。
「日本の切り札」 潜水艦じんげい就役 スマホ世代の乗り手確保急務:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASS397JQGS39UTFK001.html?iref=comtop_Topnews2_04
通常型潜水艦が2日間潜りっぱなしでいられるとする。電池群が4つあるとして1つずつ使って2日間持つとした場合、全力航行では全群直列接続して一気に使うので稼働可能日数じゃなくて時間単位で相当短いものとなる。浮上せずに発電可能なAIPは海自も1世代ほど充当して整備してきたけど、潜航可能時間は延びても速力が増えたりはしない。多分そんなこんなでリチウムイオンバッテリーに置き換えて容量増とバッテリーの管理メンテナンス(従来の鉛蓄電池は容量確認と補充作業を電池ごとにやる必要があり、しかも充電中に水素発生で爆発可能性があって火気厳禁時間が生じたりした)を無くした方がメリット大と見たのだろう。
人員確保問題の話、潜水艦課程を修了した幹部・曹士の数の総数にしても海自創設以来5000人とかそんなオーダーだった気がする。閉所耐性が必要で護衛艦乗員より少なくていいという前に適正者を確保できるのかという話はついてまわる。