ブログが書けなかったけれどわたしは元気です
集英社文庫『カフカ ポケットマスターピース01』の「作品解題」にある数行のおかげで、それまで読めなかった「巣穴」が読めるようになった話。
https://twitter.com/do_dling/status/1400456738571096092
《このテクストの語りは、現在時制の用い方に特徴があるとされる。たとえば、「ときおり巣穴の外に出ることにしている」のように習慣的な意味で用いられていたはずの現在形が、いつのまにかリアルタイムのできごとを報告する現在形に移行しているのである。そのため読者は、自分がどこにいるか分からない方向喪失の感覚を味わう。》p.768
こう指摘されてから実物を見て「ここで移ってる」「ここもそうなってる」と気づくと、急に読めるようになったんでした。
それまではいともたやすく作品の放つ魔法に引っかかっていたということ。
正体を明かされたために魔法がはんぶん解けたのはよかったのか、それはいまも気になってます。
ブログを書いた。第一部「昔の人たち」の2篇め、「郡庁舎(市の名前)」(柴田元幸訳)。すごいんだけど好きとは言えない、好きとは言えないんだけどすごい文章芸。芸というより業なのか。そして妙なギャグセンス。ここまでの進捗は101/859ページ。
(63)『ポータブル・フォークナー』を読んでいる[3]:
https://outofthekitchen.blog.fc2.com/blog-entry-882.html
こんなお知らせが…?
《また、「My本棚」「欲しい本リスト」も新たなウェブサイトで引き続き利用できるように検討中です。》
それをhontoのサイトにも載せてくれ…
https://www.maruzenjunkudo.co.jp/info/20240329-01/
ブログを書いた。今回は第一部「昔の人たち」の1篇め、「正義」(柴田元幸訳)を読んだ。ヨクナパトーファ郡ができるずっと前の話なんだと思う、たぶん。ここまでの進捗は66/859ページ。
(62)『ポータブル・フォークナー』を読んでいる[2]:
https://outofthekitchen.blog.fc2.com/blog-entry-881.html
ぜひ行きたいイベントが行ける距離で行ける日時にあったのを、終わってから知ったので行けず、悔しい。でも「ツイッターをもっと見ていさえすれば…」と考え直すと悔しさはいくらか減るような。悔しい。
ブログを書いた。今回はマルカム・カウリーの書いた「序文」を読んで、進捗は44/859ページ。この本、紙が薄いよ。
(61)『ポータブル・フォークナー』を読んでいる[1]:
https://outofthekitchen.blog.fc2.com/blog-entry-880.html
いしいひさいち『たまのののののちゃん』(蜻文庫)の巻頭を飾るのは「岡山沈没」。もうすぐ岡山県だけが沈没するとわかり、慌てて近県に避難の受け入れを求めるも、ことごとく断られる。
そうなる関係がいくらかわかるようになった気がするのはこっちに引っ越した成果かもしれない(成果?)。
《この淡い期待に香川県は瀬戸大橋の爆破で答えた。》p.2
山崎製パンを食べて育ったが、いまや見たことのないパンばかり並んでいる。
突然、春のパンまつりにはまった https://dailyportalz.jp/kiji/Im-in-haruno-pan-matsuri2024
趣味は引用