おかやま表町ブックストリートというイベントがあって、一般参加者の一箱古本市(多数)と古本屋の古本市(少し)とがアーケード街に一直線でえんえん並んでいた。 

予想していた倍以上の店の数だし、値段もやたらと安いものが多く、30冊くらい買ってしまった……と思ったが、帰って数えたら18冊だった(人間の小ささ)。

・出かける前に「中公文庫で1巻本の『細雪』があったら買おう」と、それだけぼんやり決めていた。すると本当にあったので笑った。今後はもっといろいろ決めておくべき。
・1メートル四方のスペースにドナルド・バーセルミの単行本を3冊置いている方がいて、『死父』の新装版がうちにあるやつよりずっと美本で値段も手頃、一瞬心が動いたものの、ほかの人に回ったほうがいいと考え直した。回ってくれ。
・ハードカバー版の青木淳悟『四十日と四十夜のメルヘン』を400円で売っていた古本屋の方に、別の本を会計してもらうとき「こっちの本はこれから必ず引く手あまたになります、信じてくれ」と申し上げようか迷った(申し上げなかった)。
・会場すべてを通して、谷川俊太郎の本がたくさん。このタイミングだからなのか、そもそも本が多いからなのか、といったら両方だろう。

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