スタートアップ等が会社のビジョンに心酔することを求めるのは、構成員がジュニアな分、本心に流されることも多いので、本心とのズレが少ない方が都合が良いからである。
また、最近では大企業でもパーパスと読み替える会社は、より強くビジョンに沿った行動をしないと生き延びられないという危機意識があるからである。とはいえ、もともとビジョンと本心がかなり一致している社員が多ければ上手くいくよね(ソニーとか)。その見極めなく「パーパス経営」を布教するのは、(DeNAは、比較的Purposeに近いMissionを掲げているが惰性から逃れるためのVisionを掲げている。VisionalにはPurposeは適さないなと感じているが、創業者が自分を客観視出来るかが今後の成長の鍵であろう)
話がそれたが、新卒・中途問わず、採用面接で「本心を聞くような質問文」をもう少し避けられないのかは考える必要があると思う。
1つの方向性として、「クセ」を聞き出すという手法があるかなぁ(行動を間違える要因としてクセはありそう)、とは思うものの、そうそう簡単に正解がでる課題ではないなぁ…