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残念ながら、体(てい)という言葉で概念が理解出来るひとはこの悩みに至らない気がする…むしろ「望ましい行動を取れるか」を確認する質問で、本心を聞くような文体しか取れない未成熟さが課題だなぁ。

面接で確認したいのは、「ある状況下で何らかの役割を持つときに望ましい行動をしてくれるか」である。
ただ、全ての状況・役割を聞くわけにはいかないし、複数の正解があるときの選びかたも重要なので、工夫した聞き方が必要になる。
これは入社後も必要で、企業がビジョンとかを掲げるのもこの一種、事前に定義していない状況が生まれたときの行動を統制するのが目的だから、別に本心がビジョンと一致する必要はない。

23/10/21 就活に苦しむインテリの学生に社会の真実を教える
saize-lw.hatenablog.com/entry/

スタートアップ等が会社のビジョンに心酔することを求めるのは、構成員がジュニアな分、本心に流されることも多いので、本心とのズレが少ない方が都合が良いからである。
また、最近では大企業でもパーパスと読み替える会社は、より強くビジョンに沿った行動をしないと生き延びられないという危機意識があるからである。とはいえ、もともとビジョンと本心がかなり一致している社員が多ければ上手くいくよね(ソニーとか)。その見極めなく「パーパス経営」を布教するのは、(DeNAは、比較的Purposeに近いMissionを掲げているが惰性から逃れるためのVisionを掲げている。VisionalにはPurposeは適さないなと感じているが、創業者が自分を客観視出来るかが今後の成長の鍵であろう)

話がそれたが、新卒・中途問わず、採用面接で「本心を聞くような質問文」をもう少し避けられないのかは考える必要があると思う。
1つの方向性として、「クセ」を聞き出すという手法があるかなぁ(行動を間違える要因としてクセはありそう)、とは思うものの、そうそう簡単に正解がでる課題ではないなぁ…

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