https://twitter.com/SundayWebry/status/1638396456041345024
こんなお祝いの仕方があったのかと思った
#週刊少年サンデー 2023年16号感想
#ラストカルテ
あらゆる動物の死に際に突然その動物の歩んだ人生の物語が挿入されるのがこのマンガの最強演出パターンですが、今回の「ウォンバットのウンコの散り際の様子」はそれのセルフパロディですね。良いと思います。現代日本でウンコの散り際を描いたマンガが読めるのは、おそらく「ラストカルテ」だけです。
このマンガもセルフパロディが通用するレベルにまでサンデー読者に浸透してきたと思うと、連載開始当初から読んで応援していた身としては嬉しくなりますね(古参ポーズ)。
本編の方は、達美先生にやたらツンツンしていた雪裡先生が実はデレデレだったという、おそらく全ての読者が想定していたであろうお約束なオチでしたが、あのレベルになるともはやデレデレというよりはヤンデレの方が表現的には近そうなので、達美先生の今後の人生が心配です。達美先生の人生の物語が挿入されるような展開にならないと良いのですが。
#週刊少年サンデー 2023年16号感想
#帝乃三姉妹
ニューヒロイン桜!(挨拶)
矢乙女桜さん、[コミックス購入特典のイラストカード](https://websunday.net/36525/) に起用される辺りからして人気あるっぽいですね。まあ、かわいくて健気で真面目で一生懸命だけど時々致命的なドジをかますというキャラクターは好感度の塊と言っても過言ではないので当然と言えば当然でしょう(決めつけ)。
そして今回の話ですが、「あえて苦労して稼いだ金で優にプレゼントを贈りたい」という三姉妹の無茶な要望に対し、「三姉妹を不得手なジャンルのバイト先に放り込む」という今回の物語の導入役として、彼女は適任だと思いました。
「頼れる天然ボケキャラ」というニュージャンルを、彼女はまさに今開拓しているのかも知れません。そういった意味でも侮れない存在です。
#週刊少年サンデー 2023年15号感想
#龍と苺
今回の対戦では、苺が徹底的に斎藤の打つ手を先行研究してそれに素早く対応することによって「自分の攻撃が相手に効いていない?」と疑心暗鬼を対戦相手に生じさせて結果的に勝負に勝つ展開を狙ってますが、これって格闘マンガの「レッドブルー」で青葉と対戦した羽鶴が、実力的には圧倒的に羽鶴の方が上だったのにも関わらず自分の蹴り技が効いているかどうか確信が持てず、結果的に青葉の唯一の勝ち筋である寝技勝負に持ち込まれて焦りから反則を犯して負けてしまったのと、展開的に何となく似ているような気がしています。
リアルファイトな対戦格闘と思考のロジックが似通っているところが「”闘う”将棋マンガ」なんだなと思った次第です。「レッドブルー」面白いですよね(感想)。
今週の話では、斎藤と同世代の奨励会の棋士たちが、斎藤や苺に対する複雑な感情を露わにしていて興味深かったです。斎藤は彼らからすればスターである以上に化け物ですけど、苺なんかもはや厄災レベルのよく判らない存在ですからね。気持ちは判ります(エラそう)。
サンデー2023年14号感想
#MAO
「MAO」は登場するキャラクターのほとんどが過去の因縁を引き摺っており、因縁に紐づいたキャラ同士の相関関係が数々のドラマを生み出しているところにその真の面白さがあると思ってます。
しかし今回登場した流石は、そんな「MAO」の世界の中では珍しい、単に金を稼ぐためだけに不知火に雇われている(いい意味で)単純な性格の兄ちゃんであり、思想的な偏向もないというかおそらく何も考えておらず、今回でも「生贄を救えとは言われてへんし、おれは金にならん仕事はせいへんのや」と言っていたにもかかわらず、生贄の少女がかわいいと知った僅か3ページ後には「こないかわいい子が殺されるんを放っとけ言うんか?」とか言い出してしまう程のお調子者でもあります。
つまり彼はこのマンガにおいては貴重な「極めて判りやすい性格のキャラ」であり、いわゆるコメディーリリーフな立ち位置にいるものと理解しています。
今回の話は「人身御供の因習が残る陰惨な村」が舞台ですが、流石が何だかんだで因習を破壊して生贄の少女を解放する形に物語が収斂するのではないか、と期待しております。
まあコメディーリリーフな役割のキャラとはいえ、流石は割りと平気で人殺すので、あの村が大変なことになるのは間違いないと思いますが。
お久しぶりです
諸般の事情でしばらくマンガの感想を書くのを休止していましたが、場所をfedibirdに移してぼちぼち再開させようかと思います。
最近は本当に色々あってマンガをあまり読めなくなり、マンガをちゃんと読んでないのにマンガの感想を書くことに対して心理的な障壁を抱くようになってしまったのが休止の大きな理由の一つなのですが、そろそろそういうこだわりを捨て、単なる趣味としてマンガの感想を気楽に書く生活に戻ってもいいんじゃないか? と思い直し、再開することにしました。
C-WWWでは椎名高志先生のマンガの感想をメインとして週刊少年サンデーのマンガについての感想を主に書いていましたが、ここでは感想が書きたくなったマンガについては、雑誌やジャンルにこだわらずに書いていきたいと思ってます。あとゲームについても書きたいですね。
なお、感想を書く場所としてTwitterやWordPressではなくMastodonの実装の一つであるfedibirdを選んだ理由は、「文章の長さを気にせず気軽に書くのに一番適したプラットフォームであるから」と判断したためです。
そんな感じでいつまで続くか判りませんが、よろしくお願い致します。
椎名高志ファンサイトC-WWWの管理運営を行っていました(現在は事実上休止中)。
こちらでまたマンガの感想的なことを書いていければと思ってはいます。